世がしらじら明けようかというときに、ダルビッシュは目の覚めるような投球をしてくれた。でも、またノーヒットノーランならず。寝なおそうか。
捕手はピアジンスキ。ヒューストンはこれまで3戦して2勝1敗、ERA3.32、初戦で9回2死まで完全試合をしたものの、以後はどちらかというと苦手なチーム。MLB最弱と言われるが、早々に再建モードに入って、最近では若手の良い投手を使っている。

Dar-20130812


立ち上がり味方が2点先取。ベルトレの二塁打と相棒ピアジンスキのタイムリー。
1回、立ち上がりからスライダーが切れまくっている。三者三振。

2回、速球系はカッターが主体。ピアジンスキはそういう傾向にある。一転、三者を凡打に切って取る。フォーシームも切れが良い。前回登板とは見違える。

3回、スライダーとカッターのコンビネーションで二者三振。わかっていても打てない感じだ。

4回、グロスマンはファウルで粘るが三振。1死後、ウォーレスも三振。狙い球が絞れていないヒューストン打線である。

5回、圧巻の三者連続三振。このころからまた「もしや」という感じになる。

6回、二死からヴィラを歩かせる。ピアジンスキがボールの判定に抗議をして退場になる。ソトがマスクをかぶる。

7回、三者凡退。全く危なげなし。

8回、1死からコーポランにバックスクリーン右に運ばれる。カッター。速球系に照準を合わせていた。何とも言いようがない。
しかしダルは気を取り直して、バーンズからキャリアハイの15三振目。この回まで。
ダルは4度14奪三振を記録していた。自分の壁を一つ破ったわけだ。



今の実力なら、ノーヒットノーランのチャンスは何度も廻って来よう。
ネイサンが完全に抑えきって勝利。

2対1の僅差だがテキサスは勝ってヒューストンをスイープ。8連勝。8月になってから1度しか負けていない。

ダルはこの上げ潮に乗って勝ち星を稼ぐべきだ。

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