イチローの不振が、例の4000本騒ぎによるものなのか、それ以外の理由なのかが気がかりだ。
ichiro-aoki-kawasaki-201308


.228という月間打率は2011年5月の.210に次ぐ低打率だ。また8月26日には右翼守備で、信じられないような失策をした。チームはこれで負けた。こうした不振が4000本安打騒動による一過性のものであれば良いがと思う。
3割は難しくなったが、もう一度マルチヒットを連発するところを見せてもらいたい。
ヤンキースはポストシーズン進出いかんにかかわらず再建モードに入ると思われる。ベテラン偏重の重厚な陣容を見直して、将来性のある選手をどんどん入れていくだろう。
イチローがそのつなぎの役割を果たすことができるかどうか。
今年入団したベテランたちの多くはFAになるだろう。イチローは2年契約だが、その地位は安打委ではない。



青木は産休、そして故障もあって出場機会がやや減った。チームが沈滞ムードであり、モチベーションが上がらない。7月のトレード期限での放出はなかったが、オフにはいろいろなオファーもあろう。その時のためにも数字を挙げておきたい。
今季は打率、本塁打、盗塁が昨年を下回っている。盗塁(昨年30)は無理にしても、昨年並みに上げる努力が必要ではないか。



川崎は8月14日に再昇格し、優勝争いから脱落したトロントで溌剌としたプレーを見せている。セプテンバーコールアップ後は出場機会は減るだろうが、良いアピールをしてキャリアをつないでほしい。
日本人ではあまりいないが、守備のスペシャリスト、あるいはスイスアーミーナイフと言われるユーティリティの道を目指すのも良いかもしれない。
来季の可能性は厳しいが、与えられたチャンスを何とかつなぎたいところだ。



中島裕之、田中賢介はMLBに昇格の可能性が厳しいままマイナーリーグが終わった。今後の動静に注目したい。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!



広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1960年パリーグ投手陣

Classic Stats