守備の乱れもあって4失点したがQSはキープ。どうなんだろうか、彼は使えるのだろうか。
例のカーブは96球中28球。前回は91球中32球。2シームが増えた。相手はコール・ハメルズ。

daisuke-Matsuzaka20130920


1回表、マーフィーのタイムリーとライトの17号で先制。幸先良い3点。
裏、2三振。緩急をつけてフィリーズ上位打線を打ち取る。

2回裏、1死後例のカーブをブラウンに打たれる。セットになった途端制球が怪しくなる。ルフを歩かせ、アシェにも9球粘られるが三振。メイベリーの左の当たりは良かったが捕球される。今の松坂の課題はセットポジションだ。

3回表、ブラウンのタイムリーで4点目が入る。
裏、カーブが相変わらず有効。三者凡退。

4回表、ヤングのタイムリーで5点目が入る。これが大きかった。
裏、カーブをアトリーに打たれ、セットになって2人を連続歩かせ、ルフにタイムリー二塁打。外野の連携が悪く走者一掃になる。1死後、メイベリーの当たりを松坂が足で止めて取るが、ランダンプレーで走者を生かす。ハメルズの一ゴロの間に走者が還る。4失点。

5回裏、チェンジアップや速球を交えて三者凡退。確かに振りかぶって投げたときは良い投球をする。

6回裏、ブラウン、ルフを球数を費やして三振。アシェの当たりは右翼線二塁打・しかし三塁を欲張ってアウト。



安定感はあったが、パターンを覚えられ、カーブに狙いを定められたらどうするのか、と思った。またセットポジションでの窮屈そうな投球も気がかりではあった。

あと2試合あるかどうか、松坂のテストは続く。

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