【2009年3月11日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
11回表、ライトのキングサーレにエラーが出て、レイエスが長駆ホームインした時は、その1点が10点くらいに思えた。昨日のプエルトリコ戦に続いて、オランダは惜敗するか。順当な結果だが。
で、その裏、ドミニカが投じた投手はその名も「マーモル」。1回を守る切るに違いないと思ったが、代打デヨングに2塁打を食らう。スミスのゴロの間にランナー三進、で、次打者、痛恨のエラーをしたキングサーレの打球がホセ・ギ―エンの前で弾んで同点。そして、シャリオンの打席でマーモルが牽制球エラー、キングサーレは3塁へ、シャリオン三振で2死、強打者サイモンを敬遠、1、3塁となって運命の打者は前回大会でも活躍したデカスター、ボール、ファウル、ボール、ボール、空振りのあとの強い打球が1塁アイバーのエラーを誘ってさよなら。
何でこんなとこで甲子園やってるんだ!と叫びたくなるような試合。ドミニカは、完全に正気を失っていた。
打撃も投手もドミニカの方が完全に勝っていたが、守備の面ではオランダが上だったのだ。もしペナントレースで両チームが10回戦えば、おそらく9回はドミニカの勝ちだろう。しかし、一発勝負の総力戦では、その常識は通用しないのだ。最後まで、ドミニカはこの現実を把握できないうちに敗れ去った。
見えてきた、WBCは、インターナショナル甲子園だ!山彦打線も、11人野球も、ハンカチ王子も何でもありなのだ。
■後日談:オルティーズの暗さが目立っていた。結局、作戦なき素材集団が、必死で頭を使った素人集団に完敗したのだ。必然の負けである。
11回表、ライトのキングサーレにエラーが出て、レイエスが長駆ホームインした時は、その1点が10点くらいに思えた。昨日のプエルトリコ戦に続いて、オランダは惜敗するか。順当な結果だが。
で、その裏、ドミニカが投じた投手はその名も「マーモル」。1回を守る切るに違いないと思ったが、代打デヨングに2塁打を食らう。スミスのゴロの間にランナー三進、で、次打者、痛恨のエラーをしたキングサーレの打球がホセ・ギ―エンの前で弾んで同点。そして、シャリオンの打席でマーモルが牽制球エラー、キングサーレは3塁へ、シャリオン三振で2死、強打者サイモンを敬遠、1、3塁となって運命の打者は前回大会でも活躍したデカスター、ボール、ファウル、ボール、ボール、空振りのあとの強い打球が1塁アイバーのエラーを誘ってさよなら。
何でこんなとこで甲子園やってるんだ!と叫びたくなるような試合。ドミニカは、完全に正気を失っていた。
打撃も投手もドミニカの方が完全に勝っていたが、守備の面ではオランダが上だったのだ。もしペナントレースで両チームが10回戦えば、おそらく9回はドミニカの勝ちだろう。しかし、一発勝負の総力戦では、その常識は通用しないのだ。最後まで、ドミニカはこの現実を把握できないうちに敗れ去った。
見えてきた、WBCは、インターナショナル甲子園だ!山彦打線も、11人野球も、ハンカチ王子も何でもありなのだ。
■後日談:オルティーズの暗さが目立っていた。結局、作戦なき素材集団が、必死で頭を使った素人集団に完敗したのだ。必然の負けである。