【2009年4月20日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
松井のライフタイムSTATSは以下のとおりである。
満を持してという感じでMLBに移籍して6年。1年目、2年目と本塁打がほぼ倍増したときには、いよいよ3年目は40本塁打か、と思わせたがここから本塁打数は伸びなかった。そして、全試合出場記録が途切れた時点から、記録は低迷するのである。松井の2005年の年俸は800万ドル、これが2006年には1300万ドルになり、この頃から「年俸の割に働いていない選手」ランクの常連になる。
恐らく、松井秀喜はMLBの関係者やアナリストにとって、大きな指標だったはずである。
NPBで傑出した存在の、
先発投手=野茂は、MLBでも通用する。
リリーフ投手=佐々木も通用する。
アベレージヒッター=イチローも通用する。
では、傑出した長距離打者=松井秀喜はどうなのか?
この答えは以下のように出てしまった。
以下、NPBからMLBに移籍したすべての野手について比較を試みたが、田口を除く全員が、松井秀喜と同じ傾向を示していた。
MLBでのNPBの野手の評価は、ほぼこのように定まったはずである。
「NPBの野手は、MLBでは小粒になる。単打や二塁打を好機に打つことはできるが、本塁打は半減する」と。
あの松井秀喜でさえ、MLBでは本塁打者ではなかった、そういう評価がほぼ定まったことで、MLBは日本の野手への興味を大きく減じたのではないかと思われる。
■後日談:MLB、NPBのレベルの比較、面白いと思っている。機会があればもう少し突っ込んで考えたい。
松井のライフタイムSTATSは以下のとおりである。
満を持してという感じでMLBに移籍して6年。1年目、2年目と本塁打がほぼ倍増したときには、いよいよ3年目は40本塁打か、と思わせたがここから本塁打数は伸びなかった。そして、全試合出場記録が途切れた時点から、記録は低迷するのである。松井の2005年の年俸は800万ドル、これが2006年には1300万ドルになり、この頃から「年俸の割に働いていない選手」ランクの常連になる。
恐らく、松井秀喜はMLBの関係者やアナリストにとって、大きな指標だったはずである。
NPBで傑出した存在の、
先発投手=野茂は、MLBでも通用する。
リリーフ投手=佐々木も通用する。
アベレージヒッター=イチローも通用する。
では、傑出した長距離打者=松井秀喜はどうなのか?
この答えは以下のように出てしまった。
以下、NPBからMLBに移籍したすべての野手について比較を試みたが、田口を除く全員が、松井秀喜と同じ傾向を示していた。
MLBでのNPBの野手の評価は、ほぼこのように定まったはずである。
「NPBの野手は、MLBでは小粒になる。単打や二塁打を好機に打つことはできるが、本塁打は半減する」と。
あの松井秀喜でさえ、MLBでは本塁打者ではなかった、そういう評価がほぼ定まったことで、MLBは日本の野手への興味を大きく減じたのではないかと思われる。
■後日談:MLB、NPBのレベルの比較、面白いと思っている。機会があればもう少し突っ込んで考えたい。