200961日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

昨日、大家が2年ぶりにMLBのマウンドを踏んだ。5回を投げて自責点3、防御率5.40。日本では「好投」という記事もあったが、さてどうだろうか。松井秀に2安打をプレゼントしたのは気前がよすぎるし、Cリー以外の先発が苦しい投手事情で、単に長く投げさせられただけのような気もする。目も覚めるような投球を見せないと、長くMLBにはいられないのではないか。

さて、5月の日本人マイナーリーガーのSTATSである。投手。

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AAAでは大家は先発としてまずまずの成績を残している。この安定感が評価されたのだ。とくに5月からは安定していた。それ以上のSTATSを残していたのが井川である。5/29も好投した。それでもNYYでは上に声はかからない。蛇の生殺しという感がある。

薮田も最近AAA初勝利。藪は5/11以来投げていない。本人のブログを見たが、何が起こったのか分からない。前川は先発からブルペンに変わった。

田澤はAAでは通用することを証明しつつある。54.1回で54三振が光っている。日本人を母に持つブースは、セットアッパーとして投げている。

なお、春先までMLB目指して頑張っていた門倉健は韓国リーグSKワイバーンズで9試合に投げて3勝1敗、3.47。ローテに定着したようである。

野手はほとんど動きがない。

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田口は4/16以来出場なし。故障ということだが、チームと帯同して動いている。これは何を意味するのだろうか?コーチ転向の話でもあるのだろうか?

角盈男の長男の一晃は5/13、AAのアーカンサスに落ちた。その試合で捕手として先発したが、以後は出場していない。お父さんのブログでは、一塁に転向しスイッチヒッターとして活路を見出すようである。左打席でホームランを打ったと書いているが、エキシビションだろうか?

6月からはルーキーリーグがはじまる。また独立リーグで伊良部や三沢も投げるはずだ。データを追いかけていきたい。

■後日談:アメリカ生活が2年目以上になる選手の多くは、息切れが見えていた。