【2009年7月6日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
オールスターゲームの2日前、つまりホームラン競争の前日に、全米のマイナーリーガーから選抜された選手によるフューチャーズゲームが行われる。アメリカ出身の選手と、その他の国の選手(世界選抜)。いわば、WBCのミニチュア版のような試合である。7回制。試合そのものに意味があるというよりは、ここに選抜され、晴れの舞台で紹介されることに大きな意義があるといえよう。2回に分けて今年のロースターを紹介したい。まずはUSA選抜。
ドラフト1巡目に指名された選手が多い。しかし中には低い指名順位から這い上がってきた選手もいる。父親がメジャーリーガーなのは、投手のドラベックとダフィ。内野手のウィークスの兄はMILのリッキー・ウィークスである。また、投手のケリーは入団時は内野手だったがすぐに転向して結果を出した。
マイナーリーグには、それぞれオールスターゲームがある。そこでは、そのリーグで好成績を残した選手が選ばれる。しかし、フューチャーズゲームには、各リーグでの実績十分な選手は少ない。今、まさに出世街道を駆け上がろうとするプロスペクトが選ばれている。だからAAAの選手が意外に少ない。STATSで見れば物足りない選手もいる。数字以上にプレーそのものはまさに「未来」を感じさせる、そんな選手が選ばれているのだ。先述のウィークス弟などはその代表だ。対照的に2003年30巡目のヤングなどは、各レベルで50以上の盗塁を重ねてきてようやく選ばれている。少数だが、そう言う選手もいるのだ。
各リーグの実力者ということなら井川慶は選出される可能性はあるだろうが、フューチャーズゲームは難しいだろう。プロスペクト、つまりエリートのための舞台なのだ。
■後日談:ストラスバーグやアックリーは2010年に登場するのだろうか。
オールスターゲームの2日前、つまりホームラン競争の前日に、全米のマイナーリーガーから選抜された選手によるフューチャーズゲームが行われる。アメリカ出身の選手と、その他の国の選手(世界選抜)。いわば、WBCのミニチュア版のような試合である。7回制。試合そのものに意味があるというよりは、ここに選抜され、晴れの舞台で紹介されることに大きな意義があるといえよう。2回に分けて今年のロースターを紹介したい。まずはUSA選抜。
ドラフト1巡目に指名された選手が多い。しかし中には低い指名順位から這い上がってきた選手もいる。父親がメジャーリーガーなのは、投手のドラベックとダフィ。内野手のウィークスの兄はMILのリッキー・ウィークスである。また、投手のケリーは入団時は内野手だったがすぐに転向して結果を出した。
マイナーリーグには、それぞれオールスターゲームがある。そこでは、そのリーグで好成績を残した選手が選ばれる。しかし、フューチャーズゲームには、各リーグでの実績十分な選手は少ない。今、まさに出世街道を駆け上がろうとするプロスペクトが選ばれている。だからAAAの選手が意外に少ない。STATSで見れば物足りない選手もいる。数字以上にプレーそのものはまさに「未来」を感じさせる、そんな選手が選ばれているのだ。先述のウィークス弟などはその代表だ。対照的に2003年30巡目のヤングなどは、各レベルで50以上の盗塁を重ねてきてようやく選ばれている。少数だが、そう言う選手もいるのだ。
各リーグの実力者ということなら井川慶は選出される可能性はあるだろうが、フューチャーズゲームは難しいだろう。プロスペクト、つまりエリートのための舞台なのだ。
■後日談:ストラスバーグやアックリーは2010年に登場するのだろうか。