さて、4回にわたって同じSTATSを見てきたが、実はこの表を紹介するために、長々と語ってきたという一面がある。

「おかわり君」こと中村剛也の本塁打率のすごさである。

20091216-02 

11.71この数字を上回る本塁打率は、バリーボンズでも2回(2001年73本塁打9.09、2005年5本10.04)しかない。グランドが大きくなった現代の野球では驚異的な数字だ。中村は、他のいろいろな打撃データでも群を抜いている。今季、MVPの声は全くかからなかったが、その長打力は特筆ものなのだ。

さて、10本塁打以上の打者の分布。

20091216-03 

パリーグの方が長距離打者が少ないのが分かる。また、最も打線が強力な西武がクライマックスシリーズに行けなかった。前から思っていたのだが、MLBのアリーグとNPBのセリーグ、MLBのナリーグとNPBのパリーグの野球は何か似通っているような感じがする。

ともあれ、今、日本球界には本当のホームランバッターと言える打者はほとんどいないのだ。日本だけでなく、アメリカも含めて、本塁打者は今、希少だ。ポストステロイドの特色の一つだとも言えるだろう。

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