MLBにおけるイチローの最大のライバルはだれか?昨今ならばジョー・マウアーがそれだと答える人が多いかもしれない。オルドニェスとの打率争いも記憶に新しい。また、マイケル・ヤングとは安打数でデッドヒートを繰り広げた。同期のプホルズもある意味ライバルかもしれない。

しかし、デビュー以来9年、常に試合に出続けて高いアベレージを残し続けたという点で、ジーターほどイチローに拮抗する存在はないのではないか。

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ともに、チームの絶対的なリードオフマンであり、チーム一の人気者である。また、単打を多く打つが、いわゆるスモールボーラーではなく、チャンスでは最も頼りになる打者だ。フィールドこそ違え、その華麗な守備も売り物である。そして滅多に休まない点でもよく似ている。

二人の打率での対戦は、2001年以来イチローの6勝3敗。安打数でイチローがジーターに負けたことはない。しかし、イチローなかりせば、ジーターが当代随一の安打製造機と呼ばれたことは間違いがない。

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その通算成績を見れば、どちらもHall of Fame当確。NYYで最も多くの安打を打ってきたジーターはまさに至宝。イチローは、短期間に記録的な安打を放ったという点でまさに絶後の選手だ。

イチローが海を渡った当初、米のマスコミは、「イチローはジョニー・デーモンクラスの活躍をするだろうか?いや、ケニー・ロフトンくらいはいくかもしれない」と予測していたものだ。このときに、ジーターの名前はほとんど出なかった。そのレベルに達するとは思われていなかったのだ。

イチローは、NPBのレベルの高さを強烈に印象付けた。これは、アメリカに追いつくことを至上命題としてきた日本の野球史にとって最大の事件の一つだと思う。

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