NYYとSEAが立て続けに野手を買った。偶然にも同期で同い年。しかし、まったくキャラクターは違っている。

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まず、NYYはwsnのニック・ジョンソン。もともとNYY3順目で入った野手で、名手ラリー・ボーワの甥としても知られる。1Bだが、DH含みということらしい。この打者は選球眼がトップクラスで通算で4割に近い。守備も良かったのだが、故障続きでまともにシーズンを働いたことがない。長打力もそれほどないし、通算打率も.269である。実績的には大したことはないが、年俸は今季550万ドル。NYYでも同額のようだ。31歳。一部マスコミは松井の後釜と報道しているが、ちょっと違うように思う。DHに入ることはあると思うが、ニック・ジョンソンはあくまでサブで、タシェアラの保険。調子が良ければ起用回数が増えるという存在ではないか(その割に年俸が高いのは事実だが)。順調に行っている時にけがをすることが多いなど、この選手はあまりにも「運」がなさすぎる。

そしてSEAは、CHCからミルトン・ブラッドレー。

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ニック・ジョンソンと同じ31歳。MNTの2順目で入った・こちらも出塁率はトップクラス。フルシーズン働けば3割30本塁打は固いところだ。外野手。守備もいいし、足も速い。しかし、この選手はまともにシーズンを全うしたことがほとんどない。しかもMLB10年で8チーム目だ。原因はなにか?ブラッドレーは、シドニー・ポンソンと並ぶ当代屈指のトラブルメーカーなのだ。チームメイト、ファンとの暴力沙汰数知れず。そのうえ、生活が乱れているからコンディション不良のときが多い。こんな選手がイチロー、グリフィ、そしてフィギンスらとラインナップを組む。ちょっと考えられない。シルバ放出の見返りだそうだが、CHCにはほかにも人がいたろうに。SEAはブラッドレーとなんと3年契約。それにシルバの年俸残額のかなりの部分を負担するそうだが、それなら少々高くてもアルフォンソ・ ソリアーノの方が良かったと思う。

フィギンス、クリフ・リーとヒットを飛ばしてきたズエンシックだが、この買物は相当やばいはずだ。

ともあれ、これでジョニー・デーモンの立場はますます苦しくなった(昨日の報道ではデーモンはSEAに移籍の可能性が取りざたされていた)。

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