ブラッドレーの獲得によって、残るはブラニャンに蹴られた1Bの補強だ、という意見がたくさん出た。間違いないところだが、私はそれ以上の危急の課題が捕手ではないかと思っている。
ロブ・ジョンソンが城島とのポジション争いに勝って、正妻の位置(変な表現だが)を得たことになっているが、そもそもSEAは、ロブ・ジョンソンに2010年のホームベースを託するつもりなのだろうか。不安いっぱいだと思うのだが。
まず、ジョンソンは出場できて110試合だと思う。必ず、力が拮抗したサブが必要だ。そして捕手ほどSTATSが不安定な野手はいない。たかだか1年投手の信頼を得たからと言って、翌年以降も安泰だとはとても言えない。怪我故障も多いうえに、打撃不振が捕手成績に影響を与えることも良くあるのだ。また新加入のクリフ・リーとの相性も未知数だ。
2009年のSEA捕手陣である。

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今、ロースターにはジョンソンとムーアの2人しかいない。(マイナーに新加入のアルフォンゾ)。ジョンソン、ムーアともにSEAの生え抜きで、NCAAのエリート捕手として入団(ジョンソンは6順目、ムーアは4順目)。ムーアは、ジョンソンの後を1年遅れで追いかける形で昇進してきている。しかし僅か6試合のマスクでは、何とも言えないのが実際のところだ。

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昨年、MLBを通じて最も多くの試合に出た捕手はSTLのYモリーナ(イニング数ではLADのマーティン)。138試合に出ているが、120試合以上は9人しかいない。LAAのナポリ、マシスにように2プラトンのチームも多いのだ。もっとも春先までSEAのレギュラー候補と言われたバークのように、捕手としての能力が低すぎるのはNGだが。
2009年のSEAの捕手陣は、城島自身のモチベーションの問題や年俸格差を考えなければ、決して悪いラインナップではない。バッティングが良くて肩が抜群の捕手と、リードが良く投手の信頼が厚い捕手がいたのだから。
SEAは、経験豊富で打力にもそこそこ実績のある捕手を獲得することになるだろう。動きの鈍いストーブリーグ、決定するのはかなりあとだろうが。

ご指摘があり、12月14日にSDのエルザー・アルフォンゾと契約していたことを見落としていました。STATSを追記します。

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