「2010年は大幅な補強はしない、選手個々の成長で戦力をアップさせる」落合監督の方針だそうだ。この監督は有言実行で、実績を残してきたから来季も期待できるだろう。

外国人選手の獲得でも、MLB選手を3人獲得した阪神とは対照的に、独自路線を歩んでいる。

今季は、以下の外国人選手を獲得した。

CD-01

セサルはスイッチヒッター。2009年はメキシカンリーグ(AAA)で盗塁王を獲得した。

CD-02
成績を見る限りAAAでは通用していない。

さらに2人と育成枠で契約した。ともに年俸4万ドル。

CD-03

へススは、2年間CLEのルーキーリーグでプレーしたが、2009年はどこにも所属していない。サンタマリアは、ドミニカのMLB参加のルーキーリーグ。PHI、WSN、TB傘下でプレーした。

すべてドミニカにMLBが設けたアカデミー出身の選手だ。2009年40歳になったタイロン・ウッズを放出して獲得したトニ・ブランコは、MLBでの実績は56試合しかなかったが.275 39本110打点とウッズの穴を十分に埋める活躍をした。このブランコがドミニカのアカデミー出身であることから、今回4人の契約を進めたようだ。

最近、このドミニカのアカデミーは、高い評価を受けている。基礎的な体力増強と基本に忠実な野球を教えるからだ。

4人で58万ドル。安い投資である。恐らくはSTATSではなく、人間性や身体能力などを判断して採用したのではないか。「MLBで○○を誇る」みたいな実績はないが、一生懸命のプレーが期待できよう。セサルなどは、シュアなバッティングでいい成績を上げるのではないか。

巨人のオビスポも、ドミニカ出身でMLBのキャリアなし。この春に東京ドームで見たときは、球は速いが非常に不細工なフォームで、通用するはずはないと思ったが、後半ブレークして最後は先発の一角を担うまでになった。前向きで一生懸命な性格が、急速な成長につながったのだろう。

NPBの外国人選手獲得は、MLBでの実績などではなく、選手個々の総合的な「伸びしろ」で判断する時代になったようだ。

 

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