Gファンですが様に触発されて、こんな表を作ってみた。

以下は、27歳でMLBに飛び込んで35歳まで、偉大な記録を生み出してきたイチローの実績に、同時期の名選手たちの成績を重ね、年度成績に換算したものだ。

 27-35

5000打数以上の通算打率150傑の中から、戦後に活躍し、2000本以上の安打を打った選手の27歳~35歳までをピックアップし、出塁率の高い順に並べた。色が変わっているのはベスト10である。A-ROD、プホルズは35歳を迎えていないので入っていない。

この年齢は、選手がまさに全盛期から円熟期へとさしかかる時期である。

ボンズの残した成績のすさまじさが目立つが、マニー・ラミレスの数字も相当なものだ。そして「休まない」と言う点では、イチローとピート・ローズが双璧だ。打率ではカルー、イチローは3位である。しかし出塁率で見る限り、イチローは下位に沈みこむ。

見れば見るほど、いろいろなことが見えてくる。イチローと同い年のノマー・ガルシアパーラは、すでに選手晩年を迎えているため、数字は振るわない。

日本ではほとんど話題にならないが、COLのトッド・ヘルトンが、歴史に残る打者になりつつあることが分かる。2塁打の多さは、大昔のトリス・スピーカーなみである。地味な存在だが、注目していきたい。

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