ハワイ出身のスズキは、カリフォルニア州立大フラートン校での3年目に好成績を上げて、OAKの2順目で2004年に入団している。55万ドルのボーナス付きだった。彼はキヨシという日本名も持っている。

セイバーメトリクスの権化ともいうべきOAKが彼を高く評価したのは、何よりUCLA時代の出塁率の高さだろう。

Kart-01

打者としては三振が少なく、シュアなバッティング。しかも長打力がある。得点圏打率は.299。特筆すべきは88打点だろう。2009年は1番から8番まで打ったが、4番では.306、3本塁打16打点を上げている。

捕手としての数字はそれほど良くない。

Kart-02

RFはMLBの規定試合数を充たす14人中10位。盗塁阻止率も.250だが、キャッチングの確実さが評価されている。PB3はリーグ2位の少なさだ。

とにかくアリーグ1位タイの135試合でマスクをかぶっている。イニング数ではリーグ1位だ。若くて打撃が良くてタフな捕手。年俸の問題は近い将来おこるだろうが、まず5年はホームベースをまかすことができるだろう。

そういうチームは、実はあまり多くないのだ。

 

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