SSに強打者が生まれるのはMLBの伝統だ。近くはアレックス・ロドリゲス、古くはカル・リプケンJr、アーニー・バンクス。ハンリー・ラミレスはそこに一歩近づいたのではないかと思う。
首位打者と言うタイトルもさることながら、本塁打数が減っているのにもかかわらず40も増えた打点に注目だ。昨年は1番、今年は3番と言う打順の違いが大きいのだが、それ以上に得点圏打率が大幅にアップしたのが大きい。
満塁での.453は驚異的である。FLAは、打撃中心のチームで、カントゥ、アグラ、ロスなど大物打ちが揃っているが、その中でも中心的な打者になった。打率が良くて大きいのが打てる。その上リーグ屈指の俊足。同国人でもあり、若いころのA-RODをほうふつとさせる選手だ。
来季以降もプホルスの前に打率で立ちはだかる存在になるだろう。
FLAでは、2014年まで7000万ドルの大型契約を結んでいる。31歳でFAになるときは、記録破りのマネーが動くに違いない。
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