カナダはMTLが消滅するなど野球人気は退潮気味な感じがするが、相変わらずいい選手は出てくる。ボトーは、2008年の新人王投票2位だったが、今季は弱小CINにあって主軸に躍り出た。
チームの首位打者、本塁打王。打点はフィリップスについで2位。5月から6月にかけて、故障でかなり欠場したが、フルで出ていれば100打点を優に超えていただろう。得点圏打率は2008年.284から.336に上昇した。もともと初球に強くて4割を超えている。その上、左打者なのに左投手との対戦の方が打率が上、実に危険なにおいのする打者なのだ。
同国人のモルノーに似たタイプに成長しそうである。守備面は昨年10失策、まだ向上の余地がある。
2002年のドラフト2順目。同期の出世頭はプリンス・フィルダーだろう。比較的出世は遅くて、MINで700試合に出場している。だから年齢も26歳である。
この打者は年俸の高騰とともに、FA市場の中心になるだろう。懸念するのは、わりと球場が多いこと。2008年は父親の死による欠場があったからだが、今季もフル出場はできなかった。休みがちの選手は、評価が低くなる。2010年は150試合は出場したいところだ。
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