ライアン・ブラウンは最新のスラッガーである。NCAAきっての名門大、マイアミ大学で3年連続OPS1.000オーバーを記録。1年生の時にKcから6順目で指名されていたが、3年後にはMILから1順目(全体5位)へと評価が上がった。そしてMLB機構入りしてから足掛け3年、199試合でMLBに駆け上がった。

RyanBraun01

 
もとは3Bだったが、2008年からLFにコンバート。守備の負担が軽くなった。2007年には26個のエラーをして守備率がMLBダントツ最下位(22位).895だった。マイナーでも.900前後の守備率だったから、これは賢明だろう。

まだ、この選手は四球をあまり選んでいない。出塁率はあまり高くないが、2010以降確実に四球は増えていくだろう。

UCLAの名門出身、高卒のプリンス・フィルダーとは対照的だ。ともに歩くよりも打ちたいタイプ、守備もいまいちだが、性格的にはライアン・ブラウンは円満。チームは、フィルダーよりもブラウンとの契約を優先したようだ。運のよさも感じる。

プホルズにとって、彼が3冠王を阻む最大のライバルなのは間違いがない。

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