日本ハムは投手の頭数によほど危機感をもっているのだろう。3人目の外国人投手の獲得である。
ウォルフは、99年のアマチュアドラフト6順目(全体179位)でMINに入団。同じ6順目にはベダード、1順目にはベケットの名前がある。192cm、102kg。
この選手は足掛け9年、マイナーリーグで投げてきた。A、AA、AAAとランクを上げるたびに挫折し、やり直している。その間に先発からセットアッパーに代わっている。またチームもMIL、TORと移籍。
2007年にようやくMLBに上がり、5/30のNYY戦9回に登板するもポサダに内野安打、ジアンビにシングルを打たれ失点。しかしその後は安定した登板を続け、セットアッパーとして定着した。
翌2008年は開幕からロースター入りするが5月にファームに落ちる。防御率は悪くなかったのだが、以後MLBでの登板の機会は減る。そして2009年は、AAAでもMLBでも不振の内に終わり、シーズン終了後にマイナーFAになっていた。
速球はまずまずだが、被安打率が高く、不器用な印象の投手だ。ただここ2~3年で成績が向上している。30歳の若さもプラスだ。セットアッパーとしてなら使える可能性はあるだろう。
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