SS、最後にパリーグのDHを決定して、オーダーを組みたい。
DHで90試合以上出ている選手は二人しかいない。
他球団は、ベテラン選手を半休させたり、相手投手によってオーダーを変えたりする目的で、DHを柔軟に使っている。

2013-DH



打撃三部門の数字だけで見れば、アブレイユ。本塁打王にもなったし、文句ないように思えるが、ペナントレースを見てきた人はほぼ全員、アンドリュー・ジョーンズに投票するのではないか。
打率は低いが、105もの四球を奪ったし、マギーと組んで楽天打線を激変させた。
出塁数で見れば、アブレイユ204、AJは226。
結果的に、ジョーンズは、自身の成績で日本にセイバーメトリクス的な考え方を広めたのではないだろうか。

さて、SSのオーダーをセパで組んでみよう。
セリーグ。

2013SS-CL


60本のバレンティンを中軸に重量打線が並んでいるが、一、二番が融通が利かなさそうな感じがする。実戦を考えれば丸、梵あたりを入れたくなるが、あくまで「打撃」で選んだベストナインであり、走塁や進塁術は、優先順位が低いと考えた。
下位打線にぼってりと重たい打者が並ぶ。
ちょっと往時の巨人を思わせるオーダーになった。

パリーグ。

2013SS-PL


本塁打王のアブレイユがいない。本塁打トップは28本とセの半分以下だが、バランスが良いのではないか。
長谷川の二番は強力。浅村、中田と和製大砲で中軸を組んだ。浅村を3番にしたのは、できるだけ多く打席をまわしたいため。2人合わせて46歳、若い楽しみなスラッガーが誕生した。
マギー以下の下位打線も強力。



NPBのベストナインとの差異はどうなるだろうか。愉しみではある。

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