SS、最後にパリーグのDHを決定して、オーダーを組みたい。
DHで90試合以上出ている選手は二人しかいない。
他球団は、ベテラン選手を半休させたり、相手投手によってオーダーを変えたりする目的で、DHを柔軟に使っている。
打撃三部門の数字だけで見れば、アブレイユ。本塁打王にもなったし、文句ないように思えるが、ペナントレースを見てきた人はほぼ全員、アンドリュー・ジョーンズに投票するのではないか。
打率は低いが、105もの四球を奪ったし、マギーと組んで楽天打線を激変させた。
出塁数で見れば、アブレイユ204、AJは226。
結果的に、ジョーンズは、自身の成績で日本にセイバーメトリクス的な考え方を広めたのではないだろうか。
さて、SSのオーダーをセパで組んでみよう。
セリーグ。
60本のバレンティンを中軸に重量打線が並んでいるが、一、二番が融通が利かなさそうな感じがする。実戦を考えれば丸、梵あたりを入れたくなるが、あくまで「打撃」で選んだベストナインであり、走塁や進塁術は、優先順位が低いと考えた。
下位打線にぼってりと重たい打者が並ぶ。
ちょっと往時の巨人を思わせるオーダーになった。
パリーグ。
本塁打王のアブレイユがいない。本塁打トップは28本とセの半分以下だが、バランスが良いのではないか。
長谷川の二番は強力。浅村、中田と和製大砲で中軸を組んだ。浅村を3番にしたのは、できるだけ多く打席をまわしたいため。2人合わせて46歳、若い楽しみなスラッガーが誕生した。
マギー以下の下位打線も強力。
NPBのベストナインとの差異はどうなるだろうか。愉しみではある。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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出塁数で見れば、アブレイユ204、AJは226。
結果的に、ジョーンズは、自身の成績で日本にセイバーメトリクス的な考え方を広めたのではないだろうか。
さて、SSのオーダーをセパで組んでみよう。
セリーグ。
60本のバレンティンを中軸に重量打線が並んでいるが、一、二番が融通が利かなさそうな感じがする。実戦を考えれば丸、梵あたりを入れたくなるが、あくまで「打撃」で選んだベストナインであり、走塁や進塁術は、優先順位が低いと考えた。
下位打線にぼってりと重たい打者が並ぶ。
ちょっと往時の巨人を思わせるオーダーになった。
パリーグ。
本塁打王のアブレイユがいない。本塁打トップは28本とセの半分以下だが、バランスが良いのではないか。
長谷川の二番は強力。浅村、中田と和製大砲で中軸を組んだ。浅村を3番にしたのは、できるだけ多く打席をまわしたいため。2人合わせて46歳、若い楽しみなスラッガーが誕生した。
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MLBではセイバーの申し子というイメージはなかったはず・・・ですよね。よくこれだけ打撃成績もそうですが、打撃スタイルも変貌させたなあと思います。
調べてみますと、MLB最終年の2012年、2013年WBC、2013年NPB1年目、そのスイング率は下記のような推移になっていました。
2012年〔MLB〕=41.0% (1072球のうちスイング440球)
2013年〔WBC〕=36.5% (156球のうちスイング57球) ※米国練習試合含む
2013年〔NPB〕=34.1% (2715球のうちスイング925球)
6.9%減はかなりの激変だと思います。これはAJが意図した結果なのか?環境がそうさせたのか?
・NPB投手を知らない白紙の状態でシーズンに突入したため、球筋を確かめるべく、動かざること山の如しに徹した。
・強打者にはクサイ攻めをすることが多いNPB。その傾向に434本塁打の看板が拍車をかけ、相手バッテリーがさらにクサイ攻めを徹底した
・後ろに控えるマギーから受けるプレッシャーもあり、AJを敬遠というかたちで歩かせるわけにもいかず(実際敬遠は1個だけなんですよね)、前門の虎後門の狼状態で相手が神経をすり減らして四球が増えた。
・配球を徹底研究して、追い込まれてからの変化球は低めに変化するボール球だという認識で、投げる前にバットを振らないとあらかじめ決めていたフシが多々あった。
・バッターボックス上で浮かべる菩薩の微笑みが、かえって相手をひるませるかたちになった。
恐らく色んな事情でそうなったのでしょうね。