日本シリーズが始まる前にドラフト会議をやるようになったのは、2008年からだと思うが、どうも座りが悪い感じがする。野球シーズンがすべて終わってからの方が良いように思う。
藤浪晋太郎、大谷翔平と注目の高校生がいた昨年よりも、地味な印象があった。
今年の高校の目玉は松井裕樹、森友哉だろうが、松井は甲子園に出場せず。森も甲子園で十分に活躍できなかった。大学の目玉、大瀬良大地も知名度が乏しかった。

1位指名の結果

draft2013


松井を5球団が重複指名。楽天が当たりくじを引いた。
大瀬良は3球団が指名。広島が当たりくじ。
森は西武が単独指名。
巨人は石川歩と「相思相愛」と言われたが、ロッテも指名しくじ引きで敗れ、小林誠司を指名。小林はポスト阿部慎之助との評判で、巨人が2位、あるいは外れ1位で指名するとの前評判だった。
石川はロッテ指名を受諾するようだ。今年は醜態は見なくて済みそうだ。
巨人、中日、DeNAが外れ1位、ソフトバンク、阪神が外れ外れ1位、日本ハムは外れ外れ外れ1位。有望な選手が少なくて、重複指名が多かったのだ。

もし完全ウェーバー制であれば、昨年のパ最下位チーム、オリックスが一番に指名することになったはず。オリは吉田一将を指名した(この選手も競合が予想された)が、単独であれば松井裕樹を取ったのだろうか。



参考までに昨年の結果を見てみよう。

draft2012


森雄大、高橋大樹は1軍成績はなかったが、他の選手はすべて1軍公式戦に出場。菅野はローテを維持し規定投球回数に達している。
高校生は2~3年かかるのが普通だが、大学、社会人は1,2年の間に一軍で実績を上げなければチャンスが与えられなくなる。

今季の1位指名選手は来季、どれだけ活躍できるだろうか?

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