3日前、NPBのFA選手が公示されたが、毎年のことながら「これだけ?」との思いを強くした。投打でたったの8人だ。
球団の力が圧倒的に強くて、しかも選手の流動性がないから(なかなか選手が入れ替わらない)、MLBのようにFAで活路を見出そうという選手は多くはない。

投打のリスト

2013NPBFA


捕手二人は、ともに出場機会を狙ってのFAだ。これが本来のFAの形だろう。山崎は細川亨との併用が続いていた。鶴岡は大野翔太の台頭で、出場機会がやや減少した。
使える捕手は今、なかなかいないから、各球団にとっては垂涎の的だろう。

片岡治大は今季負傷で出場機会を減らしたが、バリバリの正二塁手。チームとの間にコミュニケーションの齟齬があったとも伝えられるが、今が売り時ではあろう。

そして小笠原は巨人を戦力外になってもおかしくなかったが、ある意味、温情でのFA。彼は海外FA権もあるが、国内で1球団でも拾ってくれればというところだろう。

投手は、起用法が中途半端になっているケースが多い。

涌井は、不祥事も相次ぎ、球団との関係は良くないとされた。ダルビッシュと同期、同年。先発として再起したいのだろうが、扱いにくい選手という印象もある。

久保は今季、ポスト藤川球児と期待されたが、クローザーは失敗。しかしセットアッパーとしては活躍した。この投手もポジションをもとめてというところだろう。

大竹寛は昨年、故障から復帰。一線級の先発投手だが、恐らく、年俸を抑制したい球団の意向もあってのFAだ。



中田も中途半端な使われ方。活路を見出そうとしているのだろう。落合GMの構想から外れているのかもしれない。

こうしてみると、それなりの理由はある。
同様の理由を持つ選手はもっと多いはずだ。彼らがFA宣言をして、選手の流動性が高まるほうが面白いと思う。

年俸を見れば、投手の方が価値が高いようだ。

ソフトバンクと巨人が盛んに動いている。FA市場は金満球団の活躍の場ではある。
それはそれでOKだ。FA期間の短縮も必要だと思う。それとセットでドラフトは完全ウェーバーにすべきだというのが私の持論。

顔ぶれを見れば、それほど盛り上がるとは思えないが、推移を見守りたい。

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