投手の成績は、100%を超えた方が「悪化」ということになる。
投手成績。DIPSの変化を%で示した。下段には各指標の変化率も示した。

勝ち星がセパ両リーグともに増えているのは、引分けの制度が変化したからだ。
交流戦でセリーグは20も負け越した。3位に入った広島の勝率が4割だったのもこれが大きい。
セリーグでは中日、巨人、広島の悪化率が高い。中日、巨人は打撃の伸び率が低いのに、投手の悪化率が高かった。それでも巨人が優勝できたのは、それだけ戦力格差があったと言うことだ。
阪神、ヤクルトは比較的悪化度が低かった。
被本塁打が激増している。
パリーグではオリックスがほぼ現状維持。ロッテも悪化度が低かった。セリーグほど極端な差がついていないのが分かる。
RCの伸び率が両リーグともにほぼ同じなのに、DIPSの悪化率が両リーグで異なるのは、交流戦でパの打者がセの投手を打ち込んだと言うことだろうか。被本塁打数の増加率にも差がある。この辺、もう少し調べたい。
両リーグともにセーブが減っている。ホールド数は逆に増えている。救援投手の登板機会が増えて、クローザーが打ち込まれる機会が増えたと言うことだろう。
交流戦によって両リーグのパワーバランスも見えるようになったのは興味深いことではある。
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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1955年のセリーグ、先発救援投手陣


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2010年、8%
2011年、6%
2012年、6%
2013年、9%
統一球の微調整で逆転勝利が増えてます。データはデータスタジアムさん調べ。