伸び盛りのチームも少し小休止。有望選手が足踏みしたのが響いた。
2012年と13年の打撃成績、下段、RCの下の%は、RCの増減率。えんじ色は規定打席到達

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19歳で新人王をとったハーパーが5月に不振に陥り、半ばには打球を追ってフェンスに激突。あごを11針縫ったほか、左ひざも負傷。この映像は衝撃を与えた。7月に復帰したが規定打席に達せず。
復帰後の成績は悪くはないが、量的に前年実績を下回った。

またジマーマンもやや伸び悩み。ラローシュも打点を大幅に減らしている。これは前を打つ打者の生産性が落ちたことと関連があろう。
ベテランのワースが復活したのは明るい話題ではあるが、勢いこそあるものの、選手層が薄いことを感じさせた。

このチームの泣き所は捕手だ。ヘスス・フローレスの代わりに起用した強打のラモスが5月半ばから7月まで欠場。盗塁阻止率29%とよくない。
チームはカート・スズキを獲得したが十分には働かなかった。スズキはすでにオークランドに復帰している。

伸び盛りの選手がいるので、来季も有望だが、攻守の要の捕手が定まらないと苦労するだろう。


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