WBCでのクレイグ・キンブレルは速球に陰りが見え、やや不安な感じだったが、シーズンが始まるとその懸念は払しょくされた。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

ATL-P


Tハドソンが衰えたが、昨シーズン終盤に彗星のように現れたメドレンが成長。マイナー、テヘランとともに安定した先発投手陣を形成した。
以下のマホーラム、ハドソンなどやや物足りなかったが、この地区では随一だった。

それ以上に救援陣が元気だった。
キンブレルは昨年を上回る68試合に登板。5月までは昨年のような神がかった登板ではなかったが、6月以降は47試合に登板しわずか4自責点。強烈な存在感を示した。

さらにデヴィッド・カーペンター、ルイス・アビラン、アンソニー・バーバロと言う若いセットアッパーが良い仕事をした。

先発投手の勝敗が67勝51敗、16の勝ち越し、救援投手が29勝15敗、14の勝ち越し。
救援投手の優秀さでペナントを勝ち取ったと言ってよいだろう。

Tハドソン、マホーラムなどがFAだが、若い投手陣はしばらく健在だ。


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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣

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