昨年は5人の投手が規定投球回数に達した。これが優勝の原動力だったが、今年は十分に活躍できなかった。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

SF-P


エースのリンスカムは、昨年から成績が急落していた。故障ではなく、球速が落ち、相手への圧迫感が無くなっていた。今季もローテを維持したが、被打率は2011年の.222から12年.257、13年.248に。並みの投手になってしまった。昨年のポストシーズンでは救援で活躍したが、今季はまた先発に戻っていた。

昨年は5つ負け越したリンスカムの代わりにマット・ケイン、バムガーナ―、ボーゲルソン、ジトが4人で28もの勝ち越しを稼いだが、今季は6つの負け越し。
昨年並みの活躍をしたのはバムガーナーだけだった。

ボーゲルソンは5月末にDL入り、8月に復帰して少しましな投球をしたが、シーズン通しての活躍はできなかった。今年FAになったが再契約した。

クローザーのロモは、今年も安定感があった。セットアッパーに回ったカシーヤも良い働き。ハビア・ロペスも活躍した。
救援投手陣は昨年並みの働きをしたと言えよう。

先発投手が試合を作れなかった、このことが全てではないだろうか。

ブルース・ボウチー監督は、投打でレギュラー選手を固定して戦うことが、安定した成績を挙げる上で重要だと考えていたようだ。
それは間違いではないが、レギュラーのレベルが低ければ、勝ち星はおのずと減っていくのだ。
ジャイアンツには、もう少し大胆な選手起用が必要なのかもしれない。


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