今年も去年も81勝81敗。投手陣はあまり進歩が無かった。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

ARI-P


昨年のエース格、イアン・ケネディは乱闘騒ぎで出場停止になった挙句トレードでサンディエゴに移籍。内紛絡みの感がある。

オークランドからきたケーヒルは、馬力が売り物だったが故障で規定投球回数に達せず。

そして昨年実質デビューしたマイリーは、勝ち星は10勝だったが200回を投げた。

これに、2年目のパトリック・コルビンが成長をしてエース格となった。

中心になる投手がなかなか定まらないダイアモンドバックスである。

もともとチェース・フィールドはヒッターズパークであり、投手に多くは望めないが、200回を投げる投手がもう1~2人出てきてほしいところだ。

救援陣はさえない。ベテランのジーグラーはしっかりしていたが、同じくベテランのヒース・ベルは打ち込まれるケースが多かった。
さらにデビッド・ヘルナンデス、シップも今一つだった。

若い先発陣には期待が持てるが、救援陣は立て直しが必要だろう。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣

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