地区最下位だが昨年から5勝を積み上げた。投手陣は形が整いつつある。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

CHC-P


昨年はサマルディージャだけが規定投球回数に達したが、今季はサマルディージャ、ウッド、エドウィン・ジャクソンと3人に。3人とも負け越してはいるが、ローテーションの柱はできつつあると言ってよいだろう。
もっとも、リーグトップクラスと言うわけではないが、ウッドを中心として成績をアップさせる可能性はあろう。
マット・ガーザは夏にテキサスに移籍しているが、それほど大きな穴ではないと思う。

問題は、救援陣だ。ケビン・グレッグは33セーブだが、62回で32四球。セーブ失敗が10回もあった。FAなので、来季は新しいクローザーが必要になる。
※失礼、藤川を失念していました。日本人としては彼に期待すべきでした。

7月にドジャースから移ったゲリアは15試合の登板だったが2勝5ホールドと良い働きだったが、彼もFA。

ブレイク・パーカー、ペドロ・ストロップあたりを軸にして救援陣を作っていくことになるのだろう。

不良債権に悩まされてずっと冴えなかったカブスだが、ようやく再起の芽が出てきたと思われる。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1963年のパリーグ、救援投手陣

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