規定投球回数以上の投手が1人から3人に増えた。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

MIL-P


エース格だったヨバニ・ガヤードは、球威が衰えたが今年も180.2回を投げた。
これに今年になってからセントルイスをFAになっていたカイル・ローシが加入。
さらに2年目のウィリー・ペラルタが成長。
マルコ・エストラーダも6月、7月はほぼ全休したものの良い投球を見せた。

救援陣はクローザーのアクスフォードがセットアッパーになり、2年目の事務・ヘンダーソンをクローザーに抜擢。まずまずの成績を見せた。

チームとしてはERAは4.22から3.84に上昇。奪三振数が激減したためDIPSは悪化したが、投手陣はレベルアップしたと言ってよいだろう。

しかし勝ち星は83勝から74勝に減少。

これはひとえに打線の援護が無かったからだ。ヒッターズパークを本拠とするブリュワーズは、やはり打ち勝つべきチームである。
このチームは投手陣の強化よりも、打線の立て直しが急務だと思われる。

リードオフマン青木と、6勝9敗ERA5.32のウィル・スミスとのトレードは、そういう点でも疑問が残る。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣

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