地味な顔ぶれのままだが、入れ替えた選手が実に見事にはまっている。「マネーボールⅡ」は健在である。
2012年と13年の打撃成績、下段、RCの下の%は、RCの増減率。えんじ色は規定打席到達
一塁のブランドン・モスは昨年入団。一昨年までシーズン8本塁打が最多だったが、昨年ブレーク。今季は30本塁打。
遊撃のジェド・ロウリーは、ヒューストンから。昨年まで規定打席に達したことなし。それが今季はほぼフル出場し.290。遊撃としてもRF9は4.15をマーク。
ジョシュ・ドナルドソンは2008年にカブスから獲得し、育ててきたが今季初のレギュラーに。24本塁打93打点に加えて76四球。ビーンGM好みの実にしぶとい打者になった。
こうした若い選手がぴたりとポジションにはまった。
セスぺデスは故障がちで打率も急落したが、長打は威力があった。
私はココ・クリスプがアスレチックスのキーパーソンではないかと思っている。打率は.260前後、盗塁は多いが、出塁率もそれほど高くはない。しかし来季まで5年契約。
一つにはクリスプが外野手として異様に広い守備範囲であることがあろう。今季のRF9は中堅手としてMLBトップの3.03、フライを打たせる投手が多いアスレチックスの野球に適任なのではないか。
さらにクリスプは走るべきところでは走ることができるし、バントも得意。打線のつながりにおいて、重要な役割を果たしているのだろう。
若手の長距離打者の登場でアスレチックスのRC総計は8%アップ。しかしそれ以上に、クリスプなど賢い打者が機能しているのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣
『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
「読む野球-9回勝負- NO.2」私も書いております。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
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遊撃のジェド・ロウリーは、ヒューストンから。昨年まで規定打席に達したことなし。それが今季はほぼフル出場し.290。遊撃としてもRF9は4.15をマーク。
ジョシュ・ドナルドソンは2008年にカブスから獲得し、育ててきたが今季初のレギュラーに。24本塁打93打点に加えて76四球。ビーンGM好みの実にしぶとい打者になった。
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セスぺデスは故障がちで打率も急落したが、長打は威力があった。
私はココ・クリスプがアスレチックスのキーパーソンではないかと思っている。打率は.260前後、盗塁は多いが、出塁率もそれほど高くはない。しかし来季まで5年契約。
一つにはクリスプが外野手として異様に広い守備範囲であることがあろう。今季のRF9は中堅手としてMLBトップの3.03、フライを打たせる投手が多いアスレチックスの野球に適任なのではないか。
さらにクリスプは走るべきところでは走ることができるし、バントも得意。打線のつながりにおいて、重要な役割を果たしているのだろう。
若手の長距離打者の登場でアスレチックスのRC総計は8%アップ。しかしそれ以上に、クリスプなど賢い打者が機能しているのではないか。
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