パワフルな打撃で昨年、久々に2位まで上がったホワイトソックスだったが、今年は打線が急落して最下位になった。
2012年と13年の打撃成績、下段、RCの下の%は、RCの増減率。えんじ色は規定打席到達

CWS-H


昨年は8人もの選手が規定打席に到達。レギュラー陣はかっちりとまとまっていた。
41本塁打のダンを筆頭に20本塁打以上が5人。打率は低く、生産性も低かったが、破壊力は脅威となった。

今年はピアジンスキーはテキサスに移籍。ユーキリスはヤンキースへ。
アレクセイ・ラミレス、デアーザを除くレギュラー陣はパワーダウンした。

長くチームを引っ張ってきたコネルコは明らかに衰えた。そしてダンも34本塁打と期待を裏切った。セイバー的に評価の高い選手ではあったが、最近は色あせつつある。

アレックス・リオスは夏にテキサスに移籍した。



コネルコ、ダンに象徴されるように、チームは鈍重でつながりが悪い印象がある。OPSの低さがそれを物語っている。ベッカムなど若手も伸び悩んでいる。

再び再建モード、展望が見えない感が強い。

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