昨年とほぼ同じレベルの投手陣だったが、努力は報われなかった。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

CWS-P


昨年17勝を挙げたクリス・セールは今季、ほぼ同じ投球内容だったが勝ち星は6つ減り、負けは6つ増えた。単純に援護点が減ったからだ。

昨年後半に売り出したクインタナも200回を投げたが9勝どまり。
ジェイク・ピーヴィは故障で離脱したものの、救援から転じたサンチアーゴもまずますの成績だった。

5番手のダンクス、続くアクセルロッドは良くなかったが、昨年並みの先発投手陣だった。



救援陣は平凡。リードは40セーブを挙げたもののERAは4点に近かった。しかし、それでも昨年よりはましな数字。

セットアッパーにもめぼしい顔ぶれはいなかったが、ただ一人、ベテランのヘッセ・クラインが前半戦、神業のような登板をしたが、6月末でDL入りしてしまった。
クラインもFAになった。

この投手陣を維持し、向上させるのは厳しそうだ。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣

Classic Stats



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