昨年チームERAは4.30で10位、今季は何と3.45で1位。ジャンプアップした。
2012年と13年の投手成績 えんじ色は規定投球回数到達 下段、DIPSの下の%は、DIPSの増減率

Kc-P


本拠、カウフマンスタジアムは外野は広いが、球はよく飛ぶ。ニュートラルな球場とされる。

なんといっても6年連続で二けた勝利を挙げていたシールズをタンパベイから獲得したのが大きかった。シールズはリーグ最多の228.2回を投げて13勝。
ガスリー、エルビン・サンタナも200回を投げた。

3本柱に続く投手は頼りなかったが、3人で651.1回を投げるイニングイーターぶり。試合をしっかり作った。
打線の援護が頼りなかったために3本柱は37勝31敗と大した貯金は稼げなかったが、安定感は飛躍的に向上した。



多くの球団は、先発が良ければ救援投手がダメなものだが、ロイヤルズは先発に増して救援がしっかりしていた。

4年目のホランドが47セーブと大飛躍。セットアッパーのホチェバーもすごい成績。ヘレーラ、コリンズらも計算が立った。

さらにルイス・コールマンが7月ごろからほとんど無敵の活躍。29.2回でわずか自責点は2だった。

ホランドは今オフに年俸調停権を得たばかり。先発はベテランが揃っているが、若手の有望株が育っている。

来季も大いに期待が持てるのではないか。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1962年のパリーグ、救援投手陣

Classic Stats



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