もともと、堅守のチームだったが、今季は打線が向上した。
2012年と13年の打撃成績、下段、RCの下の%は、RCの増減率。えんじ色は規定打席到達

TB-H


端的に言えば、右ハムストリングを痛めていたチームの柱、エヴァン・ロンゴリアが復帰し、RCで54ポイント積み上げたのがすべてだった。

振り回すだけの元本塁打王、ペーニャは1年でヒューストンに移籍。BJアップトンも移籍したが、ボストンから移籍したロニーが164安打。
攻守でもっとも価値が高い打者と言われたこともあるゾブリストは昨年よりやや成績を下げた。
トータルではロンゴリア以外は、増減は殆どなかった。



タンパベイは、毎年のように選手を引き抜かれるが、それでも戦力を維持してきた。
巧みな用兵と、若手の抜擢による。今季はレギュラー陣に故障が少なかったこともプラスに働いた。
マイヤーズは6月から一軍でプレー。低レベルではあったが新人王を取った。

今オフもケリー・ジョンソンがヤンキースに移籍、メンバーは相当入れ替わるだろうが、来季は手堅い打線を作るのではないだろうか。


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