1918年、大正7年生まれ。96歳。第一次世界大戦終結。戦争の世代と言えよう。
54人の選手がプロ野球に出場した。日本プロ野球鎮魂の碑には3人の名前がある。

1918


NPBが創設された時に18歳。白石勝巳のように、草創期に身を投じた選手もいれば、飯島滋弥のように戦争が終わってからプロ入りした選手もいる。二人は同じ世代とは思えない。

野手、白石は戦争がなければ優に2000本安打に達していただろう。頭脳派二塁手の本堂、地味な内野手の酒沢、阪急の主軸打者だった中谷準志、塀際の魔術師、平山菊二、「月に向かって打て」の飯島滋弥、ダイナマイト打線のわき役だった塚本博睦、甲子園で名を上げた今久留主兄、新人で3割を打った好打者田川豊、名古屋軍の中心打者で24歳で戦死した村瀬一三、のちに大洋監督になった宮崎剛。



投手では何といっても藤本英雄、初の完全試合を記録した巨人のエース、投打で活躍した人気選手清水秀雄、快足左腕の松尾幸造、大東京のエース松尾幸造などがいた。

殿堂入りは白石勝巳、藤本英雄の二人。

渋いわき役、そして引退後も球界に貢献した選手が多い。

MLBではテッド・ウィリアムス、映画「42」では泣かせる役だったピー・ウィー・リース、ボビー・ダウアー、ボブ・フェラーがいる。

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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1963年のセリーグ投手陣

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