歴代の「総生産数」の100傑を出してみよう。
NTP=塁打+四死球+盗塁+犠打+犠飛-盗塁刺-併殺打
これを打席数で割ったものがNTP/PA
NTPの100傑。厳密には死球、盗塁死、犠飛などが記録されていない時代も含むので、正確な数値ではない。

NTB-Total


日本のプロ野球はどういう計算をしても、打撃面では大抵「背番号1の凄い奴」がトップに立ってしまう。本塁打が1位の上に、四球も断トツで1位だからだ。致し方ないところだ。

張本、野村に続いて金本が4位、門田が5位、スラッガーが続いた後に福本豊。四球も安打も同じ1にしたことで、上位に上がってきた。

現役では中村紀洋が1位だ。

次にNTP/PAの100傑 4000打席以上

NTBPA-Total


2位に松井秀喜が上がってくる。カブレラ、ローズと活躍期間が短い外国人選手も。イチローも上位に。率でいえば、全盛期に海外に移籍した選手も上がってくるのだ。

しかし、そういう選手を差し置いて20年のキャリアの王貞治が一番上。もうこんな選手は現れないだろう。

現役では福留孝介が1位。この選手はアメリカに渡る前、非常に生産性が高かった。MLBではうまくいかなかっただけに、もったいない感じだ。

続いて三冠王の松中。

最下段、4000打席に達しないがバースのNTP/PAは.685。王貞治には及ばない。

また犠打1位の川相もランク外だった。

この数値が有効かどうかはわからないが、一応出してみた。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!



クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 中日、歴代名選手シリーズスタート!

Classic Stats



『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。





「読む野球-9回勝負- NO.2」私も書いております。




広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。