やはり彼は現役をあきらめていなかった。まだできるところを見せ付けるつもりだ。
背番号は3、明日入団会見。

キャリアSTATS 

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引退を表明したジーターとは同い年。ベネズエラのカラカスに生まれ、91年にインディアンス傘下に入団した。

何度も紹介しているが、マニー・ラミレスとは98~2000年までチームメイトだった。
しかしMLBでは目がでず、2001年にヤクルトに入団。以後13年間一線で活躍した。

NPB史上屈指の「早打ち」。滅多に四球を選ばないが、ミートが巧みで長打力もあり、屈指の強打者として活躍した。

しかし外野守備は最も下手な部類であり、攻撃面での貢献を守備で帳消しにすることもあった。
パリーグならDHで活躍できただろうが、なぜかセリーグ3球団を渡り歩き、昨年外国人初の2000本安打。
しかし成績は下降気味で戦力外に。

現役続行の意思を示していたが、NPB球団のオファーはなかったようだ。


この選手は、もう日本の選手と言ってよいだろう。MLBやメキシカンリーグなどでプレーすることは考えられないのではないか。

BCリーグで好成績を上げながら、NPBからのオファーを待つつもりだろう。
例年「こんなはずじゃなかった外国人選手」が出るが、その後釜に入るつもりと見た。

昨年のロッテ、ブラゼルのパターン。彼も米独立リーグでプレーをしていて呼び戻された。

案外、阪神あたりが声をかけることになりそうな気がする。

ramirez


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