昨年は投手陣の崩壊でポストシーズンに進めなかったのに、本当に補強をしているのか?という印象があるボストン・レッドソックス=BOSだ。
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ベケット、レスター、おなじみの左右のエースはともかくとして、それ以降が心許ない。脊椎の疲労骨折をしたバクホルツは復活したようだが6/16以来投げていない。この投手は故障せずにシーズンを全うしたことがない。これに期待を裏切り続けているミラー、セットアッパーから転向のバードが続く。贅沢税の減免を考えて大型補強をしなかったのかもしれないが、これが優勝争いをしてきたチームか?とも思う。

先発陣の心許なさを考えると、夏までに復帰する松坂大輔にも十分にチャンスはあろう。好投すれば来季へ向けて展開は見える。ただ、捕手はバリテックではなくサルタラマキアだ。





パベルボンが抜けてクローザーにはベイリーとメランソンの2人。中継ぎには去年孤軍奮闘していたアセべスなど頭数はいるが、信頼感に欠ける。マイナー契約で阪神にいたアチソンも在籍している。

松坂同様、契約最終年の田澤は、トミー・ジョン手術から復活し、昨シーズン終盤にMLBで投げたが、相変わらず勝負弱い。重要な場面で使われることはないだろうが、いいところを見せなければならない。

投手補強の現状を見る限り、明確な方針があるとは思えないBOSだ。また打線頼みでペナントレースを乗り切るつもりのように見える。

ただし今季は2枚目のワイルドカードがある。1日だけボストンのファンを喜ばせることが出来るかもしれない。

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