今日からNPB、MLBの新戦力を見ていく。今年で5回目、MLBは、FA選手が286人もいる。ぎりぎりまで粘って、どばっと出すことになりそうだ。
1回目はセリーグ最下位のヤクルト。
昨年、ヤクルトは本塁打王、MVP、新人王を輩出しながら最下位に沈んだ。

レビューでも述べたが、バレンティンが突出したが、他の打者は軒並み成績を下げている。

バレンティンだけ

打撃成績 2013年と2014の異動を見る。えんじ色は規定打席以上。

YS-H


バレンティンはオフにスキャンダルを起したが、今年、同様の活躍をすると考える方が無理がある。他球団は勝負を避けてくるだろうし、攻略法も巧みになるだろう。

さらにチームの精神的主柱だった宮本慎也が引退した。衰えたりとはいえ、レギュラークラスの選手が一人抜けた。

フロントは、この事態に対し全く手を打たなかった。

宮本の穴は開いたまま。さらに、不振だったレギュラー陣の尻を叩くようなトレード、新外国人補強もせず。
ドラフトで野手を2名とったのみ。



希望としては、ミレッジが恐らく活躍するだろうと言うこと。
怪我さえなければミレッジは実力は十分だ。バレンティンへのプレッシャーが強い分、ミレッジへの警戒は薄れよう。

あとは森岡良介、中村悠平、比屋根渉などに期待するか。終盤にはじけた松元ユウイチにも注目したい。

とはいえ、経営姿勢に疑問を持たざるを得ない補強ぶりである。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!


3月8日店頭に並びます。アマゾンで予約受付中!





クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 森本潔本塁打大全

Classic Stats



『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。






広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。