大きな穴が開いたままである。しかし手当をせず。疑問が残る。
えんじ色は規定投球回数以上

SL-P


既に不協和音を発して長い涌井が離脱。ダルビッシュが「ライバル」と言った時期もあったが、ここ2年はくすぶっていた。

先発投手は揃っているのだが、十亀、野上はそれほど精度が高くない。さらに昨年8月に故障した菊池は1回あたりの投球数が17球に近い。今季もシーズン通して投げられる保証はない。

そして昨年、抜群のセットアッパーぶりを見せたサファテも抜かれた。戦力的にはこちらの方が大きいかもしれない。
ただ涌井の人的補償の中郷大樹は、戦力として期待できよう。
ウィリアムスはクローザーとして信頼がおけるが、やや枚数が足りない。

あとはボウデンとレイノルズという巨漢の新外国人を獲得したのみ。

SL-PBowden,raynolds


ボウデンは2005年レッドソックスのドラ1、Jアップトン、マカッチェン、マット・ガーザ、バクホルツなど錚々たる顔ぶれと同期だったが、先発では通用せず、救援投手となって上で投げたが、定着できなかった。
キャリアから行けばセットアッパーだろう。

レイノルズも翌2006年ロッキーズのドラ1、しかも全体2番という超エリート。1番はルーク・ホチェバー、すぐ下にはエバン・ロンゴリアがいる。
名門スタンフォード大出身。しかし大きな体を持て余すように成績を上げていない。とにかく四球が多い。
この投手は先発での起用が想定される。

率直に言って外国人以外の補強はしなかったといってよい。
有力な投手を2枚も同一リーグに抜かれて、手をこまねいている神経が理解できない。

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