MLBスプリングトレーニングの日本人選手の成績を確認しておこう。
打者、グレー地は開幕ロースターから外れた選手。

2014ST-H


イチローの打率.240は、2008年の.211に次ぐ低打率。
ヤンキースは29試合スプリングトレーニングを行ったが、17試合しか出なかった。
開幕後もこのペースで出場するなら、イチローは95試合280打数67安打ということになる。現実的な数字かもしれない。盗塁ゼロも寂しい。イチローファンには厳しいシーズンになりそうだ。
ただしFangraphsではもう少し良い予想が出ている。

3年目の青木は過去2年(20安打.299、20安打.333)とほぼ同じ成績。リーグが変わっても通用するのは間違いない。チームも上げ潮であり、期待できよう。怖いのは怪我だけだ。

田中賢介は主に守備要員として使われたが、貧打は否めない。マイナーで故障者の欠員を待つことになろう。

川崎も同様だが、マイナー行きを告げられてからもMLBに帯同し、28日には2打数2安打を記録、打率を3割に載せた。マイナースタートでもまったく意気消沈していないのだろう。

中島裕之も6試合MLBのスプリングトレーニングに出場したが、招待選手ではないので昇格の見込みは殆どなかった。彼の場合、よほどのことがないとMLB昇格はないだろう。

日本人野手の先細り傾向には歯止めがかかっていない。


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