田中将大の予測について、いろいろなところから聞かれるままに書いていたのだが、使わなくてもったいないデータがあるので紹介したい。QSに関するものだ。
田中の投球の特色はいろいろあるが、トータルで言うならば、「QSが当たり前に取れる投手」ということになろう。
QS=先発で6回以上投げて自責点3以下、HQS=7回以上投げて自責点2以下。
NPBの成績を出してみた。RSは援護点、RSAは平均援護点。TMRはチームの平均得点。

ma-QS


投高打低が続いているNPBでは、MLBよりもQSをマークするのは比較的容易だが、それにしても田中の数字はすごい。
QS%は2010年から4年連続で90%以上。
投げれば試合を作ってくれるのは間違いがないのだ。

今日、武田一浩が「黒田はなぜか援護点が少ない、田中将大はなぜか多い。研究してみたいと思っている」と言っていたが、確かにそういう傾向はある。

2009年を除いてTMRより田中のRSAの方が上回っている。
投げるリズムが良いとか、エースの登板にナインが奮起するとか言われているが、本当のところはよくわからない。

反対に黒田は昨年、チームTMR4.03に対しRSAは3.53しかなかった。

ただ、田中はQS時、HQS時に援護点が増えると言う傾向は出ていない。

今季30試合前後に先発する田中だが、普通に投げれば24回以上のQSはマークできるだろう。
問題は、援護点だろう。今年もヤンキース打線はうすら寒いが、せめて4点程度のRSは欲しいところだ。


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