昇格、と聞いて早速「先発はいつだろうか」と思ったのだが、アルダーソンGMは「松坂には当面、ロングリリーフをしてもらう」と言った。
松坂に代わって降格が決まったのが、先発投手ではなく救援投手のラニャンだったから仕方がないのだが。
松坂の救援登板は2011年5月4日のエンゼルス戦以来。
この時は延長13回に登板したが、ケンドリックに安打を打たれ、二死後、ボージャスに安打、アイバーを歩かせ、アブレイユに決勝の2点タイムリーを打たれた。
この年は8試合3勝3敗ERA5.30。2009年以降、満足な登板は数えるほどしかできなかったが、松坂の凋落を象徴するような試合だった。
NPB時代も含めた松坂の救援成績
近鉄、ダイエーなど懐かしい名前が並ぶ。
1999年9月5日の登板は、サプライズだった。大阪ドーム、8対8の9回にマウンドに上がり、3回を無安打、ぴしゃりと抑えた。近鉄も大塚晶則が好投したが西武のサヨナラ勝ち。松坂に14勝目が転がり込んだ。
2001年までの救援登板はロングリリーフ。打ち込まれたのは1度だけ。松坂は先発とそん色ない成績を上げている。
2002年以降はセットアッパー的な起用が多いが、短いイニングになってからの方が打たれている。松坂はやはり根っからの先発投手なのだろう。
被本塁打は高見沢、オーティズの2本。
日本シリーズでは2002年、東京ドームでの4戦目、先発西口が2-2で5回で降板した後に上がったが、いきなり高橋由にぶつけ、松井、清原を三振させた後、阿部慎之助にも死球、斉藤に左前打、代打の後藤に右越三塁打を打たれ、試合を潰した。
松坂は初戦で敗戦投手、以後西武は3連敗しており背水の陣ではあった。しかし、伊原監督の采配には大いに疑問が残った。
ロングリリーフは松坂は苦手ではない。見てみたい気もするが、その前に先発の指名があるかもしれない。
41歳のコロンが腰に爆弾を抱え、松坂の代わりに先発陣に残ったメジアは15日の登板で右手中指のマメをつぶして5回で降板している。
いずれにしても、生まれ変わった松坂大輔の姿を見せてほしい。
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松坂の救援登板は2011年5月4日のエンゼルス戦以来。
この時は延長13回に登板したが、ケンドリックに安打を打たれ、二死後、ボージャスに安打、アイバーを歩かせ、アブレイユに決勝の2点タイムリーを打たれた。
この年は8試合3勝3敗ERA5.30。2009年以降、満足な登板は数えるほどしかできなかったが、松坂の凋落を象徴するような試合だった。
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近鉄、ダイエーなど懐かしい名前が並ぶ。
1999年9月5日の登板は、サプライズだった。大阪ドーム、8対8の9回にマウンドに上がり、3回を無安打、ぴしゃりと抑えた。近鉄も大塚晶則が好投したが西武のサヨナラ勝ち。松坂に14勝目が転がり込んだ。
2001年までの救援登板はロングリリーフ。打ち込まれたのは1度だけ。松坂は先発とそん色ない成績を上げている。
2002年以降はセットアッパー的な起用が多いが、短いイニングになってからの方が打たれている。松坂はやはり根っからの先発投手なのだろう。
被本塁打は高見沢、オーティズの2本。
日本シリーズでは2002年、東京ドームでの4戦目、先発西口が2-2で5回で降板した後に上がったが、いきなり高橋由にぶつけ、松井、清原を三振させた後、阿部慎之助にも死球、斉藤に左前打、代打の後藤に右越三塁打を打たれ、試合を潰した。
松坂は初戦で敗戦投手、以後西武は3連敗しており背水の陣ではあった。しかし、伊原監督の采配には大いに疑問が残った。
ロングリリーフは松坂は苦手ではない。見てみたい気もするが、その前に先発の指名があるかもしれない。
41歳のコロンが腰に爆弾を抱え、松坂の代わりに先発陣に残ったメジアは15日の登板で右手中指のマメをつぶして5回で降板している。
いずれにしても、生まれ変わった松坂大輔の姿を見せてほしい。
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日本シリーズでは、2004年の第7戦にも3番手で登板しています。私はこの試合を現地(ナゴヤドーム)で見ていたのでよく覚えていました。
前日の第6戦に先発して勝利。敵地で3勝3敗に持ち込んだ西武がその勢いで第7戦の序盤から大量リード。ただドラゴンズ側からはまだまだいけるというムードがスタンドにはありました。
それを委縮させたのが松坂の登板でした。周囲が皆ビックリしていたのを記憶しています。あまり内容はよくありませんでしたが、当時は大エースであり、確実に反撃ムードをしぼませた効果はあったと思います。