4月5日以来の田澤、上原揃い踏み。田澤の調子の良さが目立った。
2-2の同点の7回二死、先発ドゥブロンが走者を一人残して降板、田澤がマウンドに上がった。

UT20140419


田澤は1球でデルモン・ヤングを仕留める。良い当たりではあったが、正面だった。

この裏にホルトの三塁打とヘレーラのスクイズで2点が入る。

回マタギの8回、アダム・ジョーンズは1球で右飛。
クリス・デービスにはフォークを見せつけ、フルカウントから三振。
クルーズも緩いカーブで追い込んで、剛速球で詰まらせて三ゴロ。

緩急自在、隙のない投球だった。

続いて上原が最終回に登板。
ウィータースはスプリッターと4シームで2-2とするが、4シームを2球見極められ歩かせる。今季初四球。
ここで上原は本来の投球を思い出したように4シームで追い込みスプリッターで決める切り替えてハーディを空振り三振、スクープは2-2から4シームで空振り三振、ロンバードッジは、スプリッターで追い詰めて4シームを振らせて3球三振。

球数はかかったが、力強さがよみがえった。

レッドソックスは8勝10敗、首位とは2ゲーム差だが最下位。
チーム打率がリーグ13位の.235と冴えない。
チームERAは3.35でリーグ3位だが、先発ERAは3.95で7位、救援ERAが2.44で1位。
つまり、上原、田澤を中心とした救援投手陣で持っているのだ。

しびれる状況ではあるが、厳しいシーズンになっている。


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