7試合に投げて44回21自責点1勝6敗。ダルはここまで17球団と対戦しているが、アスレチックスは最も多くの黒星を喫しているチームだ。7被本塁打も最多。顔を見るのも嫌だという感じだろう。捕手はチリノス。
例によって両打ちも含め、左をずらっと並べてきた。右のセスぺデスが、故障で引っ込んだから右打ちは4番のドナルドソンだけだ。

Dar20140421


1回表、秋が先頭打者本塁打。

1回裏、クリスプがスライダーに狙い澄まして右前打、すぐに盗塁。ここらが「マネーボールⅡ」。ジェイソは粘られたが三振、ロウリーは大きな中飛。クリスプがタッチアップ。三塁に置いてドナルドソンは力押しに押して右飛。速球主体。

2回裏、ここまでダルから3本打っているモスが、初球を右翼席にたたき込む。速球が来ることが分かっていた。
今年のダルのスタイルで、早い回は速球主体で押そうとしたが、この球の制球が悪くカウントが稼げない。1死後レディックが歩く。バートンは三振。ソガードは右中間に二塁打。続くクリスプはしぶとく粘って、スプリッターの落ち気味をちょこんと左前に落とす。日本人みたいな打撃だ。2点が入る。
ダルは配球を変えざるを得ないだろう。2回で早くも48球。

3回表、走者が二人出るが無得点。相手先発ストライリーも頼りないが、タイムリーが出なかった。

3回裏、ストライクが入らない。ロウリーを4球で歩かせる。ドナルドソンはカーブの落ち気味を叩いて左前打。マダックスコーチが間を取りに来る。嫌なモスは初球を打って一ゴロ。カヤスポは4シームを三振。速球が決まりだした。レディックは左飛。
こういう感じで立ち直ることが多いのだが。65球

4回表、フィルダーの二塁打、クーズマノフの安打でフィルダーが帰ってくる。ぬいぐるみのクマが全力疾走しているようだ。

4回裏、バートンに安打を打たれるが、ソガード併殺。ここで立ち直るかと思われたが、クリスプを極端に怖がって歩かせる。ジェイソが中前打。マダックスがやってくる。
ロウリーの打席でクリスプ、ジェイソが重盗。本当に嫌らしい。ロウリーが歩いて、ドナルドソンは2-2からスライダーを振らせて三振。91球。この時点でストライクは51球しか入っていない。

5回表、二死から三連打、フィルダーのタイムリーで同点に。

5回裏、すでに速球主体の投法ではなく、カーブ、スライダー、スプシッター中心にチェンジしている。三者凡退。102球。

6回裏、まだダルビッシュは投げる。またクリスプに回る。二者を打ち取るがクリスプは軽く合わせて中前打。前の回に飛球を追いかけ胸を強打しているクリスプだが、恐ろしいしぶとさだ。ここでマダックスコーチが3度目の登場。口に手を当てて何か話す。
ジェイソは空振り三振。

今年のダルは早い回は速球主体に少ない投球数で回数を稼ぎ、後半は変化球というパターンだ。
しかし肝心の速球の制球力が無かったために、しぶといオークランド打線に苦労した。
4シームが5球もワンバウンドした。これは珍しい。
しかし塁上に走者を背負いながら追加点を許さなかった。116球で降板。

エースの責任というべきだろう。

7回、秋のゴロ、一旦セーフとなったがチャレンジでアウト。面白くない。アンドルスは左中間に抜けそうな打球。ここでクリスプの凄いジャンプ。“惚れてまうやろ!”ボストンにいるときはここまでしぶといとは思わなかった。0点。ダルの勝利はなくなった。

8回、マーフィにタイムリーが出てレンジャーズが勝ち越し。
9回、レンジャーズはクローザーのソリア。アンドルスの失策で1死二塁、しかしここでソリアが踏ん張った。

この勝利はダルビッシュの粘りあってのことだと思う。

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