ダルビッシュはインディアンズには過去2戦2敗。いずれも6回しか投げられなかった。
クリーブランドは上位に左をずらっと並べる。

Dar20140606


難敵ボーンは投ゴロ。軽くジャンプして捕球し、一塁送球。体は軽そうだ。
2番カブレラに高めの速球を右翼線に運ばれる。
速球が高めに浮く。また左打者の外角を主審バークスデールが取ってくれないためボールが嵩む。
一三塁まで迫られたが落ち着いて後続を断つ。

2回表、速球の制球は悪くないが、ストライクを取ってくれない。1死後ゴームズに左前打を打たれるが、後続を断つ。
インディアンス打線もダルの投球をよく見極めようとしている。
2回裏、インディアンス新鋭バウアーから2点を先取。さらにオドーアに一発。4点先取。良い回りだ。

3回表、ボーン三振、カブレラはまた右前打。タイミングが合っている。二死になってキプニスに右前打。一三塁、ここでチゼンホールに右翼ポールに当たる一発。フルカウントから決め球で投げたスライダー。中に入るところを見極められた。3ラン。痛恨。
速球をストライクに取ってくれないために、各打者がダルの投球を落ち着いて見極めている。スライダーがむしろ狙い球になった。
ショックのためかさらに二走者を出すが何とか抑える。
3回ですでに60球。

4回表、変化球を駆使して連続三振の後カブレラに右翼席に一発。これ、スプリッターではないか。落ちずに半速球になった。痛い1点。75球。

5回表、変化球中心に7球で3者凡退。82球。

6回表、ゴメス、サンタナに連打されるがアビレス、ボーン、カブレラを退ける。速球系はカッターに変わる。制球はこちらの方が良い。

7回表、二死後チゼンホールを歩かせる。投げにくそうだ。ここで暴投もあり二進。しかしマーフィを遊ゴロに打ち取る。110球。67球しかストライクが入らなかった。
主審との相性が大きかったとは思うが。

この裏にDHチョイスがインディアンス二人目ゼプチンスキーから一発を打って勝ち越し。
ダルビッシュに6勝目の権利が転がり込む。
8回にもベルトレの犠飛でもう1点追加。

二人目フレイザー、クローザーのソリアが抑えきった。

失点してから3イニング巣を無失点で切り抜けたことを評価すべき。

勝ち星がついたことで良しとすべきか。ERAは2.36暫定で4位に落ちた。

こう着状態。
0607


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!


ウィウィ、ええで、ええで 吉田義男

好評発売中。アマゾンでも!





クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。宇野光雄 本塁打大全

Classic Stats



『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。






広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。