ついに11差 勝負ありか? パは勝ち越しまであと12
長文も含め、さらに2つ
ポストシーズンの松井秀喜の成績をご紹介しておく
■p.okadaさん
石川県出身の私としては特別な思いのある選手の1人です。
成績や実力はもちろん、広尾さんが仰るように松井の考えや人徳は素晴らしいものがありますよね。
2007年の能登半島沖地震のときもすぐにコメントがあったり、 オフには故郷で小学生と触れ合ったりと石川県民にとってスターのような存在です。
彼のような打者は今後出ることはないと思われますが、また日本人打者が 認められるような時代が来るといいですね。なんともMLBに相応しい人間だったように思います。
■G3さん
松井に関しては、言いたいことがたくさんあって、文章としてまとめられません。なので、思いつくままに、とりとめもなく書いてみます。
○打撃力
日本時代は間違いなく、日本人最強打者でした。
メジャーにおいても、通算OPSで分かるように、強打者ではありましたが、飛びぬけた打者とは言えませんでしたね。以前、メジャーでの松井の打撃成績が、日本における中畑清の打撃成績と似ているという話がありましたが、それがそのまま日米のレベルの差なんでしょうね。
イチローは、ヒットを打つというスタイルに特化し、また、個人成績にこだわることで、その分野においてメジャーの壁を越え、伝説の選手になったわけですが、松井はその意味ではメジャーの壁を越えられませんでした。
ただ、それでも、今後、メジャーで松井クラスの強打者になれる日本人は当分あらわれないでしょうし、年月が経過するほどに、松井の偉大さがクローズアップされるものと期待しています。
○人間性
人間性の素晴らしさについては、既に語られているとおりだと思います。
ただ、単に善人ではなく、意外にちゃっかりしていたり、冷めているところもありますね。巨人時代、キャンプに来た大御所に打撃指導を受けると、その時だけは指導されたとおりに打つけど、大御所が帰ると元に戻しちゃうとか。あと、「自分がコントロール出来ないことに興味を持たない」というのも、イチローに通じるクールさがあります。
それと、WBCに出なかったことは、今では大分忘れられていますが、世間の、松井の人間性に対する評価を非常に落としましたね。
自分自身は、松井には、日本時代に十分球界に貢献してくれたから、メジャーでは、自分のためにプレーしてほしいと思っていましたから、WBCに出なかったことで松井に裏切られたというような思いはありませんでしたが、世間はそうではありませんでした。
これについては、もちろん、世間の反応も分かりますが、自分に言わせれば、日本時代にあれだけ球界に貢献した松井を、WBC辞退という一つの出来事で裏切り者扱いする人々に対しては、逆に恩人に仇を返すような違和感が覚えました。
そうそう。キャッシュマンの親書疑惑というのもありましたが、あれも何故「松井が嘘を言った」という話になってしまのか分かりませんでした。だって、日本の野球ファンは松井の人間性はよく知っていますが、キャッシュマンの人間性なんてよく知らないでしょう。それを何故、よく知らない人間の言うことの方を信じてしまうのか。自分には理解できない心理でした。
何だか、随分長文になってしまいましたが、まだまだ書けそうです。
しかし、きりがないので、最後に松井に対して不満だったことを言うと、メジャーでもフォアザチームのプレースタイルを貫いたことです。
もちろん、フォアザチームは素晴らしいことですが、それは日本時代に沢山見せてもらいましたので、自分は、メジャーで、もっと自分のためにプレーしてほしかったです。
松井が引退するときに、月刊スラッガーの特集記事で、現地のアメリカ人記者による鼎談があったのですが、一人の記者が同じような感想を述べていまして、自分は「アメリカの記者も中々ちゃんと見ているな」と生意気なことを思ったものです。
みなさんの「松井秀喜」「他の選手」への思い、コメントにお寄せください。数がまとまったら記事にします
↓
淡口は親孝行だから 川上哲治
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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 広田順本塁打大全
『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
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■p.okadaさん
石川県出身の私としては特別な思いのある選手の1人です。
成績や実力はもちろん、広尾さんが仰るように松井の考えや人徳は素晴らしいものがありますよね。
2007年の能登半島沖地震のときもすぐにコメントがあったり、 オフには故郷で小学生と触れ合ったりと石川県民にとってスターのような存在です。
彼のような打者は今後出ることはないと思われますが、また日本人打者が 認められるような時代が来るといいですね。なんともMLBに相応しい人間だったように思います。
■G3さん
松井に関しては、言いたいことがたくさんあって、文章としてまとめられません。なので、思いつくままに、とりとめもなく書いてみます。
○打撃力
日本時代は間違いなく、日本人最強打者でした。
メジャーにおいても、通算OPSで分かるように、強打者ではありましたが、飛びぬけた打者とは言えませんでしたね。以前、メジャーでの松井の打撃成績が、日本における中畑清の打撃成績と似ているという話がありましたが、それがそのまま日米のレベルの差なんでしょうね。
イチローは、ヒットを打つというスタイルに特化し、また、個人成績にこだわることで、その分野においてメジャーの壁を越え、伝説の選手になったわけですが、松井はその意味ではメジャーの壁を越えられませんでした。
ただ、それでも、今後、メジャーで松井クラスの強打者になれる日本人は当分あらわれないでしょうし、年月が経過するほどに、松井の偉大さがクローズアップされるものと期待しています。
○人間性
人間性の素晴らしさについては、既に語られているとおりだと思います。
ただ、単に善人ではなく、意外にちゃっかりしていたり、冷めているところもありますね。巨人時代、キャンプに来た大御所に打撃指導を受けると、その時だけは指導されたとおりに打つけど、大御所が帰ると元に戻しちゃうとか。あと、「自分がコントロール出来ないことに興味を持たない」というのも、イチローに通じるクールさがあります。
それと、WBCに出なかったことは、今では大分忘れられていますが、世間の、松井の人間性に対する評価を非常に落としましたね。
自分自身は、松井には、日本時代に十分球界に貢献してくれたから、メジャーでは、自分のためにプレーしてほしいと思っていましたから、WBCに出なかったことで松井に裏切られたというような思いはありませんでしたが、世間はそうではありませんでした。
これについては、もちろん、世間の反応も分かりますが、自分に言わせれば、日本時代にあれだけ球界に貢献した松井を、WBC辞退という一つの出来事で裏切り者扱いする人々に対しては、逆に恩人に仇を返すような違和感が覚えました。
そうそう。キャッシュマンの親書疑惑というのもありましたが、あれも何故「松井が嘘を言った」という話になってしまのか分かりませんでした。だって、日本の野球ファンは松井の人間性はよく知っていますが、キャッシュマンの人間性なんてよく知らないでしょう。それを何故、よく知らない人間の言うことの方を信じてしまうのか。自分には理解できない心理でした。
何だか、随分長文になってしまいましたが、まだまだ書けそうです。
しかし、きりがないので、最後に松井に対して不満だったことを言うと、メジャーでもフォアザチームのプレースタイルを貫いたことです。
もちろん、フォアザチームは素晴らしいことですが、それは日本時代に沢山見せてもらいましたので、自分は、メジャーで、もっと自分のためにプレーしてほしかったです。
松井が引退するときに、月刊スラッガーの特集記事で、現地のアメリカ人記者による鼎談があったのですが、一人の記者が同じような感想を述べていまして、自分は「アメリカの記者も中々ちゃんと見ているな」と生意気なことを思ったものです。
みなさんの「松井秀喜」「他の選手」への思い、コメントにお寄せください。数がまとまったら記事にします
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淡口は親孝行だから 川上哲治
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怪我なければ、30本越えるHRは充分に見れたと思います。