パ、あと8勝。セも逆転不可能ではない。
さらにコメントを紹介する。今日は黒田博樹。
■てーげーさん
上原がここまで活躍できるのは、おそらくストライクゾーンだけで勝負するピッチングスタイルが流行を20年近く先取りしていたからではないかと思います。最近ストライクからストライクに変化する球を投げるピッチャーが増えてきましたが、カット系でなく、コントロールの難しいスプリット系でそれをなし得ているのだからすごい。
さらには第6感といわれている釣り球。どうやったらあの魔術から逃れられるのか・・・。とりあえずフルスイングしか攻略法が考えられません。
■kanehimuro_74さん
本人の言葉ですが、「打者と勝負がしたい、野球を楽しみたい、四球ではそれが出来ないから、いやだ」そうです。
ストライクゾーンを外した球を投げようとしたことは,ほとんど無いのではないでしょうか。
この「打者と勝負したい」というのが上原の一番の魅力だと私は感じています。
現在20試合無失点継続中ですが、40試合ぐらい継続しそうな気がしています。
■届かにゃいさん
野茂はまだ日本代表(当時の言葉なら全日本)で噂を聞いていたのですが、
上原は失礼ながら全く存在を存じてませんでした。
データを見ると1浪してから大学で投手に転向・・・?
「巨人は本当にこれでいいのか?」と訝しがる人も少なくなかったのでは。
上原の話をする時、1年目の話をしないことなど皆無でしょう。
ここにいる方々に比べたら少ないですが、一応30年弱は
NPBを見てきた自負は僅かながらですがあります。
しかし、上原の球筋には、驚きというより、背筋に寒さを覚えました。
リリースの瞬間からミットに収まるまで、球が遅くならない。
与田あたりから、常時150を出す投手がチラホラ出てきましたが、
今でいえば寺原などがそうですが、ガンは出るものの打たれる。
要は軽く、初速から終速への差がある。悪い時の松坂もそうです。
野茂や、今の金子などはギューン!という感じで、ガンも出るし
打たれない。(野茂はコントロールはアレでしたが・・・)
しかし上原は「ガンは出ないのに打たれない」んですね。
無論コントロールも良いんですが、仮に真ん中に行っても
打者が振り遅れてしまう。
打者からすると、チェンジアップの逆に感じたはずです。
普通のタイミングより速く球が来るわけなんですから。
(この点だけでいえば斎藤雅樹と似ていました)
大谷が160をポンポン投げてますが、空振りはあまり無いはずです。
かつてクルーンが160出した時も金本は当てたはず。
多分、この160より体感速度は上原の方が格段に上でしょう。
そこに、プラス抜群のコントロールがあるんですから。
そのくらいでなければMLBでは無理ということでしょうね。
■G3さん
上原はドラフトで指名されたのが98年で、松坂と同じ年なんですよね。
当時は大学社会人の逆指名制度があり、巨人は松坂を回避して、上原と二岡を逆指名で獲得しました。
あの頃は今のようにドラフト情報が充実していませんでしたので、自分にとっての上原は、松坂のネームバリューに比べれば、「誰?」という感じでしたが、いきなりの20勝には大変驚かされました。
また、速いテンポで小気味よく投げる姿は、見ていて気持ち良かったですね。
あと、上原は巨人を逆指名したわけですが、実際にはMLBに入りたい思いが強かったんですよね。当時にしては、非常に先進的と言うか、個性的な価値観でした。
上原の反骨っぷりは当時から目立っていて、彼は遠投中心で調整するという風変わりな方法をとっていて、それは巨人入団後に、よくスポーツ紙のネタになっていたのですが、それで結果を出したのですから、常識というものも案外アテにならないものです。
ペタジーニの敬遠の件については、以前も少し書いたことがあるのですが、自分は支持しません。理由は、先に四球攻めを仕掛けたのは、相手方のヤクルトだからです。それで泣くのは独りよがりのように思います。
メジャー移籍の際は成績的に落ち目でしたが、自分はひいき目に見ていました。前年にストッパー(当時はクローザーという言葉はあまり使われなかった)として活躍しましたし、松坂と並ぶ戦後最速の100勝投手でしたからね。あと、メジャー移籍は巨人にとっても痛かったと思いますよ。
あとは、あんな可愛くて利発そうな息子がいるとは知りませんでした。息子のためにも、まだまだボストンで活躍してほしいと思います。
■哲さん
トラキチの自分が上原を心から応援する日が来ようとは、昔は夢にも思いませんでした。
あの球速でばったばったとメジャーリーガー達を三振に取っていく様はホンマに痛快です。
野球の奥深さ教えてくれているようで、毎度の登板を楽しみにしています。
向こうでも人気者になっているのが何だかうれしいですね。
「上原浩治」「その他の選手」へのコメント、どんどんお寄せください!
↓
↓
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『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
上原がここまで活躍できるのは、おそらくストライクゾーンだけで勝負するピッチングスタイルが流行を20年近く先取りしていたからではないかと思います。最近ストライクからストライクに変化する球を投げるピッチャーが増えてきましたが、カット系でなく、コントロールの難しいスプリット系でそれをなし得ているのだからすごい。
さらには第6感といわれている釣り球。どうやったらあの魔術から逃れられるのか・・・。とりあえずフルスイングしか攻略法が考えられません。
■kanehimuro_74さん
本人の言葉ですが、「打者と勝負がしたい、野球を楽しみたい、四球ではそれが出来ないから、いやだ」そうです。
ストライクゾーンを外した球を投げようとしたことは,ほとんど無いのではないでしょうか。
この「打者と勝負したい」というのが上原の一番の魅力だと私は感じています。
現在20試合無失点継続中ですが、40試合ぐらい継続しそうな気がしています。
■届かにゃいさん
野茂はまだ日本代表(当時の言葉なら全日本)で噂を聞いていたのですが、
上原は失礼ながら全く存在を存じてませんでした。
データを見ると1浪してから大学で投手に転向・・・?
「巨人は本当にこれでいいのか?」と訝しがる人も少なくなかったのでは。
上原の話をする時、1年目の話をしないことなど皆無でしょう。
ここにいる方々に比べたら少ないですが、一応30年弱は
NPBを見てきた自負は僅かながらですがあります。
しかし、上原の球筋には、驚きというより、背筋に寒さを覚えました。
リリースの瞬間からミットに収まるまで、球が遅くならない。
与田あたりから、常時150を出す投手がチラホラ出てきましたが、
今でいえば寺原などがそうですが、ガンは出るものの打たれる。
要は軽く、初速から終速への差がある。悪い時の松坂もそうです。
野茂や、今の金子などはギューン!という感じで、ガンも出るし
打たれない。(野茂はコントロールはアレでしたが・・・)
しかし上原は「ガンは出ないのに打たれない」んですね。
無論コントロールも良いんですが、仮に真ん中に行っても
打者が振り遅れてしまう。
打者からすると、チェンジアップの逆に感じたはずです。
普通のタイミングより速く球が来るわけなんですから。
(この点だけでいえば斎藤雅樹と似ていました)
大谷が160をポンポン投げてますが、空振りはあまり無いはずです。
かつてクルーンが160出した時も金本は当てたはず。
多分、この160より体感速度は上原の方が格段に上でしょう。
そこに、プラス抜群のコントロールがあるんですから。
そのくらいでなければMLBでは無理ということでしょうね。
■G3さん
上原はドラフトで指名されたのが98年で、松坂と同じ年なんですよね。
当時は大学社会人の逆指名制度があり、巨人は松坂を回避して、上原と二岡を逆指名で獲得しました。
あの頃は今のようにドラフト情報が充実していませんでしたので、自分にとっての上原は、松坂のネームバリューに比べれば、「誰?」という感じでしたが、いきなりの20勝には大変驚かされました。
また、速いテンポで小気味よく投げる姿は、見ていて気持ち良かったですね。
あと、上原は巨人を逆指名したわけですが、実際にはMLBに入りたい思いが強かったんですよね。当時にしては、非常に先進的と言うか、個性的な価値観でした。
上原の反骨っぷりは当時から目立っていて、彼は遠投中心で調整するという風変わりな方法をとっていて、それは巨人入団後に、よくスポーツ紙のネタになっていたのですが、それで結果を出したのですから、常識というものも案外アテにならないものです。
ペタジーニの敬遠の件については、以前も少し書いたことがあるのですが、自分は支持しません。理由は、先に四球攻めを仕掛けたのは、相手方のヤクルトだからです。それで泣くのは独りよがりのように思います。
メジャー移籍の際は成績的に落ち目でしたが、自分はひいき目に見ていました。前年にストッパー(当時はクローザーという言葉はあまり使われなかった)として活躍しましたし、松坂と並ぶ戦後最速の100勝投手でしたからね。あと、メジャー移籍は巨人にとっても痛かったと思いますよ。
あとは、あんな可愛くて利発そうな息子がいるとは知りませんでした。息子のためにも、まだまだボストンで活躍してほしいと思います。
■哲さん
トラキチの自分が上原を心から応援する日が来ようとは、昔は夢にも思いませんでした。
あの球速でばったばったとメジャーリーガー達を三振に取っていく様はホンマに痛快です。
野球の奥深さ教えてくれているようで、毎度の登板を楽しみにしています。
向こうでも人気者になっているのが何だかうれしいですね。
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