黒田博樹は5回まで無安打だったが球数は嵩んでいた、どうなるのか、と思ったが、どうにもならなかった。
6月になってまずまず好調だが勝ちがつかない黒田。ま、珍しい事でないが。

Kuroda20140620


1回表、珍しくカーブから入る。私が知る限り今季初。マーケイキスは遊ゴロ、ピアースは7球粘られるが三振、アダム・ジョーンズは3ゴロ。球が低めに集まっている。
裏、タシェアラのタイムリー二塁打で先制。

2回表、三者凡退。シンカー(2シーム)ではなく、スライダーやスプリッターで幻惑する投球。

3回表、二死からハンドリーの三ゴロをジーターが送球ミス。山なりの送球は情けない。しかし後続を断つ。

4回表、三者凡退。しかしクリス・デービスにはスプリッターを多投して8球も費やす。なかなか手を出してくれない。

5回表、先頭のクルーズに粘られて歩かせる。しかし後続二人をフライアウト。フラハティも当たり損ねの捕ゴロ。粘りの投球。

6回表を迎えた時点で無安打だが、83球に達していた。無安打が続く限り投げさせるのだろうかと思ったとたんにハンドリーに二塁打、1死後上位打線に3連打されてあっという間に2点が入った。ノーヒットどころの話ではない。
何とか2点に収めてこの回で降板。

この好投で負けが付くのかと思ったが、9回裏、マッキャンのタイムリーの後ベルトランのサヨナラ3ランが出て黒田の黒星は消えた。

イチローは1安打だが、明らかにアウトと言うタイミングの盗塁失敗にバント失敗。冴えない内容だった。

0622


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