昨日はほぼ同じタイミングで3人の日本人MLB投手が先発。一昨日「昭和野球かるた展」でお目にかかった報知新聞蛭間豊章記者に「大丈夫?」と言われたが、大丈夫ではありませんでした。
岩隈はカンザスシティ・ロイヤルズ戦。青木宣親は出場せず。
1回表、カノのタイムリーでシアトル先制。
1回裏、3者連続三振。シンカー、4シーム、スプリッター、スライダーと多彩な球種で狙い球を絞らせない。低めに集まっている。
2回裏、バトラーに安打を打たれるが、二塁に進ませることなく後続を断つ。一転、打たせて取る投球。とにかくボールをほとんど投げないので打者は打っていかざるを得ない。
3回裏、二死からダイソンの安打が出るが、次打者インファンテの初球にピッチ度アウトして刺す。岩隈とズニーノの相性は素晴らしい。シアトルは良い捕手を得た。
4回表、そのズニーノに一発が出る。捕手が調子に乗っている。
4回裏、一死からホスマーに安打を打たれるが、投ゴロ併殺。実に易々とアウトを取っていく。素晴らしい。
5回表、カノのタイムリー二塁打とモリソンの一発で5-0。あとは岩隈がどこまで投げるのか、と言う問題だと思われたが。
5回裏、ゴードンを三振に打ち取って、ペレス。3球目を左翼スタンドに放り込まれる。交通事故だ、と思ったのだが、ケインに初球を二塁打され、ムスタカスには右翼スタンドに運ばれる。さらにエスコバーにも安打。
下位打線からあっという間に3点を奪われた。
なんとか後続を断ったが、
6回裏、バトラーとゴードンに連続安打されたところで降板。マウンドを引き継いだレオンが連続タイムリーを打たれたためにさらに自責点が2積み上がる。勝ち星も消える。
チームは9回にミラーの一発、モリソンのタイムリーで勝ち越す。
岩隈に黒星は付かなかったが、ERAは3点台に急落。
球威の無い岩隈が面白いようにアウトを積み重ねることができるのは、打者のタイミングを微妙に外しているからだろう。
一度その「魔術」が解け、打者がタイミングを読んでしまうと、岩隈は平凡な投手になってしまうということだろう。怖い話だ。
自信喪失することは無いと思う。岩隈は必ずや立て直してくれるだろう。
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2回裏、バトラーに安打を打たれるが、二塁に進ませることなく後続を断つ。一転、打たせて取る投球。とにかくボールをほとんど投げないので打者は打っていかざるを得ない。
3回裏、二死からダイソンの安打が出るが、次打者インファンテの初球にピッチ度アウトして刺す。岩隈とズニーノの相性は素晴らしい。シアトルは良い捕手を得た。
4回表、そのズニーノに一発が出る。捕手が調子に乗っている。
4回裏、一死からホスマーに安打を打たれるが、投ゴロ併殺。実に易々とアウトを取っていく。素晴らしい。
5回表、カノのタイムリー二塁打とモリソンの一発で5-0。あとは岩隈がどこまで投げるのか、と言う問題だと思われたが。
5回裏、ゴードンを三振に打ち取って、ペレス。3球目を左翼スタンドに放り込まれる。交通事故だ、と思ったのだが、ケインに初球を二塁打され、ムスタカスには右翼スタンドに運ばれる。さらにエスコバーにも安打。
下位打線からあっという間に3点を奪われた。
なんとか後続を断ったが、
6回裏、バトラーとゴードンに連続安打されたところで降板。マウンドを引き継いだレオンが連続タイムリーを打たれたためにさらに自責点が2積み上がる。勝ち星も消える。
チームは9回にミラーの一発、モリソンのタイムリーで勝ち越す。
岩隈に黒星は付かなかったが、ERAは3点台に急落。
球威の無い岩隈が面白いようにアウトを積み重ねることができるのは、打者のタイミングを微妙に外しているからだろう。
一度その「魔術」が解け、打者がタイミングを読んでしまうと、岩隈は平凡な投手になってしまうということだろう。怖い話だ。
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ペレスにくらった一発は今シーズン初めてスプリッターをスタンドまで運ばれた一撃になりました。あのスプリッターは失投とは言えないとは思うのですが、確かに落ち切らなかった。それに真中低めに投げるべきところを、内角低めにシュート回転して入ってしまった点が、いけなかったのでしょうか? ペレスのゾーン打率をチェックするとストライクゾーン内角低めはホットゾーンになっています。
>球威の無い岩隈が面白いようにアウトを積み重ねることができるのは、打者のタイミングを微妙に外しているからだろう。
一度その「魔術」が解け、打者がタイミングを読んでしまうと、岩隈は平凡な投手になってしまうということだろう。怖い話だ。
ほぼ同意です。タイミングをずらすには緩急も1つの手だったのですが、カーブが使えれば良かったのですが、本戦2球投げたカーブはいずれも右打者インコースに完全に抜ける球になっており、使えないと判断したのかもしれません。