ダルに対しても、面白いエピソードを寄せていただいた
■りょうたさん

ダルとは86年生まれの同級生なので、NPBでは敵無し、MLBでも傑出した存在であるにも関わらず、とても親近感があります。タバコ騒動に始まり、できちゃった婚、スピード離婚と、地元のやんちゃな奴と同じような行動を取っているからかもしれませんが。

そんな私生活はさておき、見てて飽きない投手だなと思います。150キロ超の厳しいアウトローを投げたと思えば、打者をおちょくるような内角いっぱいの100キロ未満のスローカーブ。さらに投げ始めはど真ん中に見える球が、キャッチャーミットに到着するころには右打者のアウトコースに外れるスライダー。調子の良いときのダルほど見てて面白い投手はなかなかいないように思います。今後も応援し続けます。

■スージー鈴木さん

「羽曳野のダルビッシュくん、テキサスに行く。」

■野球好き不動産さん

ダルビッシュは2年夏の甲子園決勝後、閉会式で一人だけダラダラしていた姿が悪い意味で印象的でした。プロ入り後は、佐藤義則コーチや菅野寮長との出会いがよく語られますが、ともかく別人のような選手になりましたね。
日ハムファンの私は眼前で幾度となく投球を見ていますが、いい時のダルビッシュは、球場全体を支配しているかのようなピッチングをします。敵も味方もスタンドさえも。目が離せなくなるような魔力があります。試合を見にきたのではなく、ダルを見にきたと思うくらい。そんな感覚になった選手は後にも先にもダルだけです。

■duplesさん

面白いのは、「見ていて楽しい投手」というリアクションが、むしろアメリカのファンの方により強く見られることです。NPB時代ももちろん傑出した投手として評価・人気ともに高かったですが、その頃の「ダルの試合だから球場に行こう」「ダルが投げるからTVをつけよう」という層は、たとえば一時期の「ハンカチフィーバー」などに比べると控え目でした。

全盛期の斎藤雅樹がそうだったように、勝負があまりにも一方的になると、見ている側は興を削がれるのかも知れません。なにしろ、ダルビッシュは20歳のシーズンからずっと防御率1点台を維持しているわけで、5年間も打者とまともな勝負になっていなかったわけです。彼を渡米させてしまった責任(?)は、NPB打者の不甲斐なさにあると言っても過言ではないでしょう。

一方でアメリカのファンは、端的に言うと三振に飢えていたのだと思います。かつてのペドロやランディのように、バッタバッタと打者を切り倒すダルビッシュの投球は、なにより見ていて痛快だったのでしょう。グラウンドボーラー全盛の時代が長く続き、打たせてとるクレバーな投球が是とされる昨今のMLBでしたが、やはり球場が沸くのは本塁打と三振。これは洋の東西を問わない普遍的な現象なのでしょう。

前回の登板では、史上最速(74試合目)での600奪三振を記録しました。かのドクターKことドワイト・グッデンを抜いたわけで、名実ともにダルビッシュは現在世界最高の奪三振マシンと言っていいでしょう。

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